2015年12月25日金曜日

『嫌われる勇気』~ベストセラーを生み出す編集力

これからマネージャーの市川です。

2015年もあともう少し。
今年は、サイトのリニューアルや
人材の募集に力を入れたこともあり、
情報収集のため
ビジネス書をよく読みました。

その中で、今年最も影響を受けた書籍がこちら。

「嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え」
 著者:岸見一郎 , 古賀史健  担当編集:柿内芳文

ご存知の方も多いと思いますが、
国内で89万部、韓国で75万部、台湾で21万部(2015年12月現在)
の売上だそうで、出版不況が叫ばれる中、
2013年12月の発売にもかかわらず、
売れ続けているようです。

この本を読んで、
すっかりアドラー思想が、
自分の考え方のベースになったし、
子育てについても、アドラーの
いわゆる「勇気づけの子育て」実践中
というくらい影響を受けたので、
今年のマイベストブックといえるのですが、
世の中に数あるアドラー本のなかで、
なぜ、この本だけが特によく売れているのか、
そちらにも興味がわいてきました。

もちろん、ウェブ媒体ともからませた
広報戦略も大きいでしょうし、
「ベストセラー」「売り上げ第1位」などのキーワード
があれば、それだけで手にする方も多いでしょう。
ただ、発売から2年たっても売れ続けているので
それだけが理由でもなさそうです。

なぜ、「嫌われる勇気」が売れ続けるのか。
私なりに、考えてみました。

・あえて「アドラー」を前に出さないキャッチーなタイトル
・本の装丁
(単行本だけどハードカバーにせず、何度も読み返すことを想定?)
・帯の伊坂幸太郎氏の推薦文
・哲学者と青年の対話形式の採用
・章タイトルのセレクト

アドラー本であるという理由以外で
ぱっと思い浮かんだのがこれくらい。
で、じーっと考えてると、これって、
編集者の力が大きく影響してるよね~
と感じました。

となると、俄然、リサーチ魂がむくむく。
さっそく、担当編集者柿内芳文さんを検索、検索。

結果、対談やコラムがたくさん出てきました。
そして、一つ一つ読んでいくと、
やっぱりなぁと、納得、たくさんの気づきがありました。

正解のない時代を勝ち抜く武器「納得解」とは?
コルク 柿内芳文×電通 小布施典孝(電通報)

編集者の棚 第2回 柿内芳文さん
(MARUZEN&JUNKUDOネットストア内コンテンツ)

吉田尚記×柿内芳文 「嫌われる勇気」特別対談
「人生を変える劇薬 「アドラー心理学」がいまの日本に必要なワケ」(cakes)

星海社・柿内芳文の僕たちの武器に消費期限はあるのか?(「新文化」オンライン)

上記の対談の一つで、柿内さんが
「はじめに」の部分でどれだけ読者の感情を揺さぶれるか、
「はじめに」に命を懸けている、とおっしゃってるんですが、
確かに、「嫌われる勇気」の「はじめに」にあたる部分には、

人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる

人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自ら意味づけをほどこした
主観的な世界に住んでいます

問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか

など、読者の心を揺さぶる文句が並べられています。
それも、読者をひきつけた理由の一つでしょう。

古賀さんと岸見先生の対談によると
アドラー心理学に初めて出会った人の反応は、
「目からウロコが落ちた」という驚きと
「ものすごく腑に落ちた」という共感の
の2種類に分かれるそう。
そのどちらであっても、斬新な考えゆえに、
疑問がたくさん湧き、
読者にとっては、一人称の本だと
直接著者に質問をぶつけることは
できないため疑問が残ったままになってしまう。

確かに、岸見先生の講演会に足を運んだことがあるのですが、
質疑応答タイムの挙手の多さと
疑問を解決しようという皆さんの熱意はすごかった!

そういった「問題」を解決するために、どうすればいいか。

柿内さんは、岸見先生の元へ、ライター古賀さんと共に通い、
毎回5時間程度のインタビューを6~7回行い、
それを元に構成案を練り、執筆に2年かけて完成させたといいます。

ライター古賀さんの「岸見アドラーの決定版となる本を作りたい」という
10年越しの思いを編集者柿内さんがくみ取り、
岸見氏との対話を通じて、本という形にしていく。
その過程で、アドラー心理学に出会って柿内さん自身がどう感じたか、
そして、本を通じてアドラー心理学に出会う読者がどう感じるのかも
徹底的に考え、「問題」の解決方法を模索する。

その結果、
読者が抱くであろう疑問を丁寧に拾い上げ、
それに哲人が答えるという対話形式の採用に
たどり着いたのだと思います。

「伝えたい」という著者の思いと
「知りたい」という読者の思いを
みごとにつなげた編集者柿内さんの
「編集力」のすごさを見た気がします。

最近、次世代編集者がクローズアップ
されているという情報をよく目にします。
ビジネスの世界でも「編集力」は、
これから必須のスキルになるといわれています。

情報をそのままアウトプットする
だけではその情報は価値を持たず、
「伝えたい」相手に「伝わる」形で
発信してこそ、意味がある。
そのためには、「編集力」が必要。

それを実感した2015年の年末なのでした。



株式会社これからでは、
雑誌や広報ツールの編集に長らく取り組んできた
経験と実績を活かし、企画、構成案、編集についても
ご依頼いただいています。
詳しくは、サイトをご覧ください。



2015年12月15日火曜日

ライターになるには/ライターの仕事とは 第14回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では、
編集ライターに転職したい方を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその14回目です。

前回までは
「指名されるライターになるには」というタイトルにしていました。
うれしいことに、
ブログをきっかけに、新しいお仕事が始まるという体験もしました。
次はぜひ、
一緒に仕事をする「ライターの卵」と出会いたいものです。
だから「ライターになるには」に戻しました。
やっぱり卵さんにとってはまず「指名される」より「なるには」が大事だから。


「ライターさんって、文章がうまいですよね」と言われることがあります。
取材後に
「うまーーーく書いておいてくださいね」とも、よく言われます。

…へただと、かなり困りものなわけですが…、

とはいえ「うまいんでしょ」と言われると、こんな疑問がわいてきます。
いったい、どんな文章が「うまい」のでしょうか。

私たち「株式会社これから」ではまず、
最後まで読み切ってもらえる文章の作成をめざしています。

当たり前と思われそうですが、簡単ではありません。

最初の文章、
それは大抵、キャッチだとか大見出しなのですが、
これがつまらないと、最初から読む気になれません。
読む気になれるかどうかはさまざまだけど、
私が読者ならまず「自分に関係があるな!」と思えるかどうかです。
関係なさそうな文章を、わざわざ読まないでしょう。
だからキャッチには大抵「あなたにも関係あるよ」というメッセージをこめます。
「そうかな」と思う人には、読み始めてもらうことができます。

自分に関係ありそうでも、生命力のない文だと読み進む気にはなれません。
生命力?
文章のかたまりには、ある意味、いのちが宿ってます。
キャラクターのようなものもあるんです。
それは「これを読むと、元気になれそうだな」とか
「辛いけど、読んでいて共感してしまうな」とか
「新しいことを始めるエネルギーをもらえるな」とか。

そういえば知らない人に会って話すときの、
ちょっと緊張するけれど、会ってよかったと思えるようなのに似ています。
人との出会いに匹敵するような文章なら、読むに値するということでしょう。

ライターの書く文章は小説などとは違って、
「ラストのどんでん返しがスゴイ」なんてことは、ほとんどありません。
となると「いつの間にか、最後まで読んでしまった」という読み心地が大切です。
美辞麗句は、飽きられます。
誇大表現は、見抜かれます。
取材で聞いたまんまだけど、その事実にどう光を当てるかで「いつの間にか」最後まで。

…読んでほしいなあ…!

「美文って、何? いつでもそれを探りながら」

株式会社これから


株式会社これからでは、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。

○インタビューを中心とする各種制作を長く続けたい人
○相手のために、一生懸命になれる人
○おもしろいこと、好きなことを見つけ、まわりに話せる人

こんな人と、一緒に働きたいと思っています。

仕事の内容
〇企画・編集・原稿作成のアシスタントからスタートします。
〇最初のステップをクリアしたら、取材を担当します。
〇スキルに応じて、企画・編集、インタビューをお任せします。

対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
〇ワードを使っての入力ができる方。

勤務地
尼崎市南塚口町2-15-18 ル・デポ301
06-4961-5565

勤務時間
10:00~19:00(休憩1H)

休日
土日祝休※土曜出勤の場合あり

給与
経験・能力を考慮し、相談の上で決定します。

雇用形態
アルバイト、契約社員
※正社員登用あり
※試用期間(最長6か月。相談の上で決定します)

待遇・福利厚生
交通費支給(実費。上限月2万円)
各種保険などは雇用形態に応じる

ご連絡はご面倒ですが、
お問い合わせフォームからお願いします。
http://www.corecara.co.jp/form.phtml

株式会社これから
chief executive officer 久保田説子



2015年11月17日火曜日

原稿に大切なこと

こんにちは、ライターの山森です。

前回、取材で大切にしていることをテーマに記事を書きました。
今回は、原稿について。
取材後、ライターはどのように原稿を書いているのでしょうか?

原稿の書き方は、ライターによって千差万別。
記事の組み立て方、進め方は、もしかすると取材以上に人それぞれかもしれません。

あるライターさんは取材前から緻密にストーリーを組み立てるそうです。
私は出たとこ勝負、と言うと良くないかもしれませんが、準備はしたうえで、
取材で出てきたものを活かしたいほうです。

原稿で大切にしているのは、自分のキャラクターを出さないということ。
前の記事で、取材対象者が書いたかのような原稿が理想と書きました。
そこに、私の個性はいりません。
名前を出した連載記事など特殊なケースを除き、
ライターは常に黒子気分でいるのが良い気がします。

また新人のころ、よく注意されたのは「きれいにまとめすぎる」こと。
「その表現だと、誰にでも言えるよね」と言われた時、ハッとしました。

たとえば「楽しい」「おいしい」などの便利な言葉、
よく使ってしまいがちな言い回しはたくさんあります。
でも取材を振り返って、取材対象者が言っていたことが本当に「楽しい」でいいのか、
立ち止まって気付けるかどうかが、まずは大事かもしれません。

一方で、奇をてらった表現で読みやすさが損なわれるのもまた、良い原稿とはいえません。

媒体の趣旨に沿って、取材対象者を表していて、読みやすく、ほかに埋没しない。
私の尊敬するライターは皆、一字一句狂いのない絶妙なバランスで原稿を書き上げています。

書けば書くほど洗練されていくのに、書いても書いても廃れない。
プロフェッショナルの高みを目指して、今日も原稿と向き合っています。

ご覧いただき、ありがとうございました。


2015年11月2日月曜日

日本仕事百貨

これからの人事も担当している市川です。

人事担当ということで、求人サイトを
チェックすることがよくあるのですが、
そんな中で出会ったおもしろいサイトがあります。
「生きるように働く」 がコンセプト。
それが、「日本仕事百貨」です。
http://shigoto100.com/

サイトを開くと、すぐに気づくのですが、
条件から求人を絞り込む「検索機能」がありません。

「求人」をクリックすると、カテゴリ一覧がでてきます。
「ものつくる売る」「コミュニケーション」「地域に根ざす」
「問題解決」「空間づくり」「農業漁業林業」「日本の伝統」などなど。

さらに、そこから進む企業ページも、
4000字近い記事と写真で構成され、最後に募集要項と続きます。

記事は、社員の方たちへのインタビューをもとに制作され、
その会社のよい面だけでなく、仕事のたいへんな点やつらい点など
ネガティブな面も包みかくさず書かれています。
実際に足を運んできちんと取材するからこそ、
「その会社で働くということ」をリアルに感じることができます。

その企業の根っこの部分をきちんと共有してから応募できる、
この部分に、すごく共感します。

ちなみに、求人情報のほかにも、コラムなど読みもの記事もおもしろく、
さまざまなイベントも主催されています。

スタッフにこのサイトを紹介したとき、
久保田の感想は、
「すっげえ、いいですね。やってる人に会ってみたい。」でした。
絶賛スタッフ募集中の人事担当としては、
こんなサイトで求人できたら、いい出会いがあるかも
って単純に思ったのですが、
さすがのライター・編集者魂を感じました~。

既存の紙媒体やサイトで求人広告を出すことは、
王道の方法かもしれません。
でも、そこに自分たちが求める出会いはあるのか。
「日本仕事百貨」というサイトを通じて、
いろんな学びを得ました。

「これから」らしい、「これから」にしかできない
求人ってなんだろう。
お互いに一緒に働きたいと思えるヒトと出会うために、
自社サイトやブログを通して、
ありのままの「これから」を伝えていきたい。
そんな思いで、ただいま、自社サイトのリニューアルを進めています。
そして、「これからブログ」も内容を充実させて
いきたいと思っています。

ここでちょっと宣伝を(笑)
株式会社これからでは、「ライター転身講座」を開始しました。
詳細は、こちらのブログ記事をどうぞ。
http://corecaracorecara.blogspot.jp/2015/10/blog-post_20.html

自社の宣伝もはさみつつ、今回はこの辺で。








2015年10月30日金曜日

中務慈子さん(グラフィックデザイナー)


これからコラボ第3回は
グラフィックデザイナーの中務慈子(なかつかさ いつこ)さんです。
行政の広報誌などで、
何度か一緒にお仕事をしました。
「これは…
お尋ねしていいかどうかわからないのですが…」と、
ものすごく遠慮がちに、
私たちが気づかない大事なことを
発見して教えてくれる、繊細なデザイナーさんです。

株式会社これからの年賀状は、
毎年お願いしています。
うちのキャラが映えるようなデザインを
いつも考えてもらって、いつも仕上がりが楽しみです。

今回、
サイトのリニューアルにあたり、
キービジュアルの作成をお願いしました。
いっぱい案をもらって、びっくりしました。
繊細なのに、デザインは大胆です。

リニューアルは、年明け予定です。
ぜひチェックしてください。

2015年10月26日月曜日

國森康弘さんのお話

フォトジャーナリスト國森康弘さんのお話を聞きに行ってきました。
場所は小学校の体育館で、
その学校の6年生が全員参加することになっていました。

いのちつぐ「みとりびと」。

これが、一番大きいタイトルです。
「こりゃ、むつかしいかな」というのが、第一印象でした。
小学校6年生に、どのくらい響くのかな。

ただ…
タイトルと一緒に、
身内をみとる少女の素朴な表情が大きく印刷されていました。
写真って、つよいな。
こういうシーンから入れるなら、むつかしくないかもしれない。
「むつかしくても、小学生に知ってほしいことやなあ…」
とも思いました。

國森康弘さんは神戸新聞記者から、
イラク戦争をきっかけに転身し、
フリーのフォトジャーナリストになった方です。

お話の間も、
國森さんが撮影した写真が次々とスクリーンに映されました。
戦争に巻き込まれる子ども。
貧困のせいで命を落とす子ども。
東日本大震災の被災地で家族の遺体を探す人たち。

主題については
20代でガンが全身に転移した男の人とその家族、
小4で天国に召された女の子とその家族、
寿命をまっとうしたおばあちゃんとその家族の、
「あたたかなみとり」が紹介されました。

印象的だったのは、
國森さんが丁寧に言葉を選びながら、静かに語っていたことです。
人の死を取材するのは、とても重い仕事です。
誰かに伝えれば、その影響力は大きいでしょう。
こころへの作用が、よく転ぶこともあれば、悪く転ぶ可能性だってある。
それでも、伝えなければ何も始まらないし、変わらないです。
國森さんの言葉には、覚悟がこめられていました。

小学生って、こういう講演は苦手なんじゃないかな。
私はそう思っていたのですが、
講演の最後に、みんなの前で質問した子がいました。
「國森さんは、どうして記者をやめて、イラク戦争の撮影に行ったのですか」
確か、そんな内容だったように思います。
戦争で人が死ぬ。
ぼくはそれを直接とめることはできない。
写真を撮影して伝えることで、
戦争が子どもたちの命を奪っていることを知ってほしかった。
國森さんは、そんな風に答えていました。

会場を出ると、数人の男子がつるんで、おしゃべりをしてました。
顔見知りの子もいて「おっす」という感じやったんですが、
そのひとりが
「おれ、途中で泣きそうになったわー」と、つぶやいてました。
家では、号泣していた子もいるそうです。

大人が子どもに、何をどう伝えるのか、
「採算ベース」だけではなく、しなきゃならないことがあるなあと
しばらくの間、考えていました。


2015年10月24日土曜日

小森利絵さん(フリーの編集・ライター)

これからコラボ第2回は
編集・ライターの小森利絵(こもり りえ)さんです。
株式会社これからが法人化する前、
うちのオフィスで一緒に働いていました。
株式会社これからという社名をつけるとき、
一緒に考えてくれたのも彼女です。
いまはフリーの編集・ライターで、
株式会社これからホームページのリニューアルを
ウェブデザイナーとして担当してもらっています。

かつて堺市が発行する冊子作成のオファーが入ったとき彼女は、
「まずは堺市に、行ってきていいですか」と言いました。
ちゃんと目で見て、聞いて、空気をすってから仕事をはじめよう。
誰にでもできるようで、実はなかなかできないことです。

今はフリーペーパー、ツイッター、ブログなどで、
「ちゃんと実感したこと、目で見てきたこと、会った人のこと」を
休みなく発信しています。
誰にでもできるようで、実はなかなかできないことです。

社会がふくんでいる、どうにもこうにもならない、
よわさ、くるしみ、つらさなどについても正面から見つめ、
決して無理やりではない方法で、それが変わっていくタネをまきつづける。
誰にでもできるようで、実はなかなかできないことです。

いつでも無垢に戻れる、
だからいつまでも最強です。

http://www7b.biglobe.ne.jp/~loopdraw/

2015年10月21日水曜日

ワタシ流「情報収集術」~市川の場合

これからマネージャーの市川です。

久保田より、身にあまるカテゴリータイトル
「マネージャー市川のリサーチ玉手箱」
をさずかってのブログ初回ということで、
ワタシ流「情報収集術」をご紹介したいと思います。

「情報収集術」などとたいそうなテーマをかかげて
自分からハードルをあげていますが、
具体的な方法をお知らせする前に、
情報収集の目的を先に明らかにしておきますね。

まず、マネージャーとして、
みずからの実務上必要な情報をインプットすること、
それに加えて、忙しくて、
必要最小限のリサーチ時間しか取れない
制作スタッフにかわって、
役立つ情報、刺激を与える情報を
探し出して共有する、
これが一番重要な目的です。

質の高いアウトプットのためには、インプットはかかせません。
制作スタッフに、仕事でいいアウトプットをしてもらうために、
必要なインプットのサポートをする、
マネージャーとして、重要な仕事です。

ネットの普及で、情報過多の現在、
自分の欲しい情報だけすくいだすのは、至難の業。
ただやみくもに情報を集めるだけでは、
かなりのムダ時間を消費してしまいます。

欲しい情報を効率的に集めるには
どうしたらいいのか。
そこでたどり着いたのが、Twitterの活用です。
方法はいたってシンプル。
自分が必要とする情報収集のアンテナと方向性が同じ
情報を発信する人をフォローする、
それだけです。
これでTwitterが、自動的に取捨選択された
情報を教えてくれるツールに早変わりです。
興味のあるネタがどんどん集まってきます。

とはいえ、誰かのツイートを読むこと=情報収集
というわけではありません。
フォローしている人がオススメしている記事や、
リツイートしている情報のうち、さらに自分のアンテナで
ビビッときたものを拾っていくと、
高確率で欲しい情報がヒットします。
もちろん、ツイート自体に思考のヒントが
隠れていることもあります。

アカウント登録しているビジネスサイトやニュースサイトも
サイトのトップページから欲しい情報を探すのではなく、
公式アカウントやサイト運営者をフォローすることで、
Twitterスタートで、ほしい情報を拾い上げることができます。

ほかにも、ポータルサイトのトップニュースで
ざくっと時事ネタをチェックしたり、
Facebookで流れてきた情報でよさげなものをチェックしたり、
ということも余裕があればやりますが、
朝イチでチェックするのは、Twitterです。

星の数ほどある情報の中から
自分の欲しいモノに効率的にたどりつく手段としては
とても有効な方法だと思います。

今のところ、フォロー数は37なので、
リストで管理するなどしなくても
すべてに目を通してちょうどいい量です。

もちろん、もっと、いい方法があるよって方も
たくさんいらっしゃるとは思いますが、
「自分にとって最適な方法」が一番だと思うので、
数ある中の一つの方法と考えていただければと思います。

今後は、teamこれからのマネージャーとしての視点で
リサーチした情報をご紹介していきたいと思いますので
どうぞよろしくおねがいします。


2015年10月20日火曜日

「ライター転身講座」を開始します


ライターに転職したい方へ

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では、現在ライターを募集中です。
そこでライターに転職したい方に向けて、インターンシッププログラムを用意しました。
ライターという仕事について、理解の深まるプログラムばかりです。
一度、トライしてみませんか。ご連絡をお待ちしています。

○対象
就職した経験を持つ方※業界、職種は問いません。

○プレプログラム
「あなたの文章を、添削します」
現役ライターが課題を出し、ご提出いただいた文章を添削します。
課題についてのコミュニケーションは、すべて、メールか電話です。
課題についてのやりとりをする間に、
ライターの仕事についての質問も受け付けます。

○プログラム1
「1日体験インターンシップ」※無給
※参加の可否は、プレプログラムで判断いたします。※要履歴書
事務所にて、ライターの仕事を体験していただきます。
ライターの仕事についての質問も受け付けます。
1日体験としていますが、期間は相談に応じます。

○プログラム2
「アルバイトインターンシップ」※有給
※参加の可否は、プレプログラム、プログラム1で判断いたします。※要履歴書

以上です。
ご質問、ご応募はお気軽に。
TEL:06-4961-5565 
お問い合わせフォーム:http://www.corecara.co.jp/form.phtml

2015年10月16日金曜日

志水真紀さん @テクノス西日本株式会社 (ウェブプロデューサー)

これからコラボ第1回は
なんでもできるウェブプロデューサーの
志水真紀(しみず まき)さんです。
株式会社これからホームページの生みの親です。
最初の立ち上げにも、リニューアルにも、
志水さんのエネルギーが注入されています。

なんでもできる…というのは、
ウェブに限らず、ちょこっとしたチラシから
島の未来を変えてしまうようなプロジェクトまで、
どれもこれも楽しくしてはるから、
そこに線引きなんてないなあ♪と感じるからです。
それでいて、マルチだとか総合だとか
そういう表現が似合わない、
人としてのやわらかさが彼女の魅力です。

志水さんの「それ、いいですね!」には、ものすごい破壊力があります。
マンネリをぶっとばし、
周囲の価値観を塗り替えてしまいます。
志水さんの「それ、もういちど考え直してみませんか」は、
底なしの愛にあふれています。
これを言うとき、志水さんのテンションは、もはやビジネス以上です。
クライアントのためを思って、辛口とわかっていて、あえて伝える。
「クライアントのためを思っているよ」と口で言う人はたくさんいるかもですが、
志水さんの辛口は、ほんまに沁みわたり、クライアントを前向きに方向転換させ
ます。
もちろん、やってよかったと後で思い知る方向転換です。

そして…
「久保田さん、山森さん、またまた紹介したい人がいるんですよー!」
のりたくなる誘いを次々思いつく、天性のプロデューサーです。

http://www.technoswest.co.jp/

取材に大切なこと

こんにちは、ライターの山森です。

これからライターの仕事についての魅力を
熱くお伝えする記事を書いていきたいと思います。

初めて原稿を書いてから、まだ3年。
若手ならではの目線で綴っていきますので、
ライターを志す人、
「ライターって何?」という方のご参考になれば幸いです。

初回は、ライターと取材について。

取材とは、何でしょうか?

ライターになりたてホヤホヤのころ
「取材ってどんな感じ?」とワクワクしたのを覚えています。
そしてうれしいことに、
取材が始まるワクワク感は
今も、変わりません。

100人に取材しても100通りの原稿になっていくから、
いつも新しいことに挑戦する感覚を味わえます。

取材とは、媒体に合った質問を投げかけ、答えをもらうこと。

シンプルなやりとりのようで、話が広がったり、
時には逸れたり、行きつ戻りつ、
言葉の海に深く深く潜っていくように感じられます。

取材の際、
私がライターとして一番大切にしているのは、
取材対象者に「なる」こと。

ライターになってまもなく、取材は緊張の連続でした。
失礼なく対応できるか、
聞き逃している取材項目はないか、
原稿になるほどのボリュームはあるか……。
「これで書ける?」と、いつも不安。

しかしだんだんと、もっと肝心なのは
目の前の取材対象者とぴったりシンクロすることでは、
と考えるようになりました。
それが「100人いれば100通りの原稿」にできるかどうかの
分かれ道だと感じはじめたからです。

たとえば仕事についての取材で
対象者に「なりたい」と想像すれば
「なぜ、この仕事を選んだのか」
「どんな時にやりがいを感じるのか」
「これから、どこに向かうか」に一本、筋が通って見えてきます。

また一見、取材項目には
関係のない会話や雰囲気から人柄を感じることで
「この仕事に就けてうれしい」がどれほどの感激か、
「将来こうなりたい」がどれほど大切な夢か、
気持ちの片鱗を共有させてもらえる気がします。

取材対象者の魅力、悩み、これからについて
あふれるほどの興味が湧くと、
その後の原稿がもっと重厚に、もっと読み応えのあるものに。

“イタコ”ではないですが、
取材対象者が書いたかのような、
読者が会ったかのように思える原稿が私の理想です。

ライターと原稿の格闘については、また次回。

ご覧いただきありがとうございました。

2015年9月14日月曜日

横山キックさん

前々からお会いしたかった、
「横山キック」さんのとこに、おじゃましてきました。

「横山キック」っていう会社名です。

メールの件名も毎回「蹴」で締めてあるっていう、
ビシッとしたブランディングスピリッツが素晴らしいです。

もともとはデザイナーさんとしてお会いしたんですが、
正式な肩書は「ジョイントプロデューサー」さんでした。

うちもまあまあ目立つ会社名なんですが、
「横山キック」さんも
この会社名を付けた時点で、
パンチの効いた仕事をしないではいられないはず。
まわりも
期待しないではいられないはず。

映画ファンの思いをつづった本を発行(!!)するなど、
思い切ったことにチャレンジしてはるし、
デザインの仕上がりを見せてもらうと、
確かにメリハリの効いた、楽しいお仕事ぶりでした。

こちらがホームページアドレスです。
とてもこのブログでは説明しきれないので、こちらをどうぞ。
http://www.yokoyamakick.com/











以前はデザイナーさんと「ああだこうだ」言いながら
仕事をすることが多くて、
ケンカにはならないけど、
「お互いしばらく黙り込んで、納得のいく着地点を探す」っていうのが、
スリリングで好きでした。
完成度の高いデザインやなあと感動すれば、
「この文字数で、書けるかいな?」と悩みつつも何とかできるもんで、
案外、
無理やり絞った原稿が、おもしろいってこともあったり。
「デザインはあとから何とかするから、好きなように書いて」
と言われるのは、自由なようでさみしいです。

「おもしろくしたいなら、
このくらい、思い切ったデザインじゃないと、だめなんだ!」と、
仕事の現場を
蹴ってほしい気持ち満杯です。

時間の許す限り、いろんな人にお会いしに行きたいと思っています。
山森チーフとともに、実際あちこち行ってます。

一緒にお仕事ができたりしたら、
うれしいという気持ちもありますけど、
それより何より、
お会いするとモチベーションが上がるんです。
お時間もらって、本当にありがとうございます。
ちょびっとかもですが、
私たちとの会話から、モチベーションをもぎとってください!

2015年7月1日水曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.7.1

昨年、サンリオの株主総会で質疑応答の際、
少女が「優待がタオルばかりなのでぬいぐるみがほしい」と発言。
社長が「前向きに検討したい」と述べたそう。

そこで今年の株主総会が注目されていたのですが、
株主に55周年の記念品として、ハローキティのぬいぐるみを贈ると発表。
心情的に、株を上げたようです。

サンリオの株主総会は、子連れで参加する株主も多いとか。
この企業ならではのリクエストと、うれしいサプライズですね。

2015年6月30日火曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.30

先日、アメリカの最高裁で同性婚を認める判決が出たことをきっかけに、
さまざまな場所がお祝いムードに包まれているようです。

ホワイトハウスのライトアップをはじめ、
LGBTの象徴であるレインボーカラーがそこかしこにあふれているそう。

Twitterはハッシュタグがつけられたツイートに虹色のハートマーク、
Facebookではプロフィール写真に虹色のフィルター加工と、SNSにも登場。

ちなみに、レインボーは多様性を表現しているとのこと。
これから、世界はどんな風に多様化していくのでしょうか?

2015年6月26日金曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.26

先日公開された映画「マッドマックス」が好調です。
退廃的な世界観の中、繰り広げられるハチャメチャなストーリーに加え、
人気を後押ししているのが
「3Dを超えた、体感型シアター」と銘打たれた上映システム「4DX」。

映画に合わせて座席が稼動、水しぶきや風、香りなど、
テーマパークのアトラクションのように多彩な演出を楽しめるそうです。

息もつかせぬ展開で、体感した人に「4DXのために作られたのでは」
と言わしめたマッドマックス。

残念ながら、観られるのはまだ全国で6か所とのことですが、
これからどんどん、3Dに台頭していきそうですね。

2015年6月25日木曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.25

セーラームーン20周年に引き続き、少女漫画誌「りぼん」60周年が盛り上がっています。

これまでの付録を全て網羅したカタログの発売にはじまり、
女性誌とのコラボで付録を作ったり、
名作に登場するアイテムをグッズ化したり、
名刺作成サービスをスタートしたり……と盛りだくさん。

黄金期の読者層がお金を自由に使えるアラサーになったからなのか、
心なしか50周年より派手な気がします。
でも読者にとっては、あのころのときめきを思い出せる、
うれしいサプライズにあふれているようですね。

2015年6月24日水曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.24

音楽業界に、新たな波が続々と押し寄せています。
LINEミュージックに続き、今月末スタートするアップルミュージックは
試用期間内、無料で音楽を配信予定。

ところが、期間内はアーティストに使用料を支払わないことがわかり、
アメリカの人気歌手・テイラースウィフトが抗議。
楽曲を提供しない旨を明言するとすぐに方向転換し、使用料の支払いを約束していました。

形ないものにはやはり、報酬が生まれにくいところがありますね。
作品が生まれるまで、多数の人間が情熱や労力を注いでいることに目を向ければ、
こういったすれ違いが少しは減るかも、と感じました。

2015年6月23日火曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.23

日清の新商品が話題を集めています。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1506/22/news122.html

イタリア人にお墨付きをもらおうとしたものの叶わず、気にせず発売してしまったこの商品。
サイトも面白かったので、それについて書こうかと思ったのですが…。

たまたま、こんなブログも発見。
http://boss-blog.bhb.co.jp/?eid=306

他社の企画を盗み、それを認めたウワサが浮上しているようです。
真偽のほどはわかりませんが、ちょっとケチがついてしまいましたね。

2015年6月22日月曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.22

東京都がYouTubeに開設した公式ページ「東京都チャンネル」で、
とある動画が予想外の閲覧数を記録したそうです。

東京オリンピックを控え、海外への情報発信のため招いた
アメリカ人記者が撮った「7分間の奇跡」では、
東京駅に到着した東北新幹線の清掃にフィーチャー。

清掃スタッフが手際よく作業するスピード感はもちろん、
最後には一列に並んでお辞儀する様子に日本人らしさを感じたそうです。

日本人なら、オリンピックの広報にはもっと大がかりで派手な題材を
選びそうですが、外国人ならではの着眼点が成功の秘訣となったようです。

2015年6月19日金曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.19

人気コスメブランドシュウ ウエムラが、アトリエ開設50周年記念プロジェクトの一環として
デジタルコミックを制作。
電子書籍配信サービス「コミックシーモア」で無料配信されるそうです。

失恋に落ち込む主人公のOLが、シュウ ウエムラの創設者・植村秀の著書から、
そのメイクの美しさに惹かれていくというストーリー。

電子書籍を活用した広告も、活発ですね。漫画にする場合は、
ブランドのカラーと合わせるのが大変そうですが…。
ぴったりハマれば、効果は大きいですね。

2015年6月18日木曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.18

鮮やかな色づかいとポップなデザインで人気を集めるスペインのブランド「デシグアル」。
先日、原宿と福岡で「水着で来店すれば、先着100人に店内商品を2点プレゼント」
というユニークなキャンペーンを開催しました。

「セミネイキッドパーティ」と呼ばれ、同ブランド恒例だそう。
セール初日、世界中の店舗に水着を着た客が訪れるそうですよ。

2015年6月17日水曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.17

ユニークなつぶやき、他社アカウントやフォロワーとの軽快なやりとりで人気を集める
SHARP株式会社のTwitter公式アカウント。
突然「当社比30%向上した吸引風量をお見せしましょう」とひと言。
その後、自身のツイートを掃除機で吸引するかのような写真など、
さまざまな画像をアップすると、大盛り上がり。
Twitterならではのお遊びで、しっかり新製品をPRしていました。
SNSを活かすも殺すも、企業広報の手腕次第ですね。

2015年6月16日火曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.16

最近は趣向を凝らした婚活イベントが増えていますが、
今、東京をはじめとした3都市で「肝だめしコン」が開催されています。

映画「呪怨」とのコラボで、実在の病院や遊園地を廃墟に見立てて行うそう。
男女でチームを組みミッションに取り組むとのことで、普通に知り合い、
話すより仲が深まりそうですね。
恐怖により、吊り橋効果も期待できそうです。
ちなみに大阪会場は、弁天町にある小劇場。
飲食なしでまあまあの参加費です。

2015年6月15日月曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.15

先日、東京都が発表した「東京都観光ボランティア」の公式ユニフォームがダサい、
と話題になっているそうです。
依頼されたデザイナーの普段の仕事とは方向性が異なることから、
都のチェックによるものと言われているそう。

東京オリンピックに向け、外国人向けの観光ガイドを強化していくようですが
「お役所仕事」「忍者や舞妓姿のほうがまし」と、散々な言われよう。

私も見ましたが、帽子に連なった日の丸が、
国旗を軽々しく使っている感じがしてうーん、と思いました。

2015年6月12日金曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.12

NHKの受信料をめぐる訴訟などのトラブルがたびたび取り上げられています。

筑波大学のある研究室では、NHKだけを受信しない装置「iranehk(イラネッチケー)」を開発。
番組が視聴できないため、受信料を支払わなくてよいという理屈です。

ひとつ8000円程度で現在、130個ほど売れたそう。
毎月の受信料を考えればお得?
これで納得してもらえるものかどうかはわかりませんが、
ネーミングセンスはばっちりですね。

2015年6月5日金曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.6.5

名作「天使にラブソングを」がディズニーによってリメイクされるそうです。

私の大好きな映画のひとつなのですが、主演が前作と同じ女優かどうかが気になります。
最近は、アカペラに打ち込む女子高生を描いた「ピッチ・パーフェクト」も、
続編が決まるほどの人気だそうです。

社会情勢が不安定な時代は、破壊的な映画が作られる傾向にあるそうですが、
ゴスペル、アカペラを扱った映画が一方でリバイバルされ、
一方で新たな人気作に押し上げられるのは、何か意味があるのでしょうか。

2015年6月3日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.6.3

近大の大学案内に注目が集まっているそうです。

驚くべきことに、今年度の大学案内にはカリキュラムや研究内容がほぼ載っておらず、
代わりに「おしゃれなキャンパスライフ」を大々的に特集したそう。

制作は、若年層向けのカルチャー誌などを手がける「東京グラフィティ」が担当。
学生のファッションスナップや部屋紹介など、雑誌のようなつくりに。
なんと、学長あいさつも省いたそうです。

単純なアイデアで軽めの内容にしたのではなく
「数多くの学部を持つ近大を一冊で網羅するには限界がある」と、
別冊やホームページで「堅い情報」もカバー。

「今後はこれが主流になるだろう」とのプロデューサーの強気コメントに、
ぜひ読んでみたいと思いました。

2015年6月2日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.6.2

7月にリニューアルオープンを迎える岐阜市立図書館が、
本でドミノを行うキャンペーンを企画したところ、
賛否両論の意見が集まったそう。

本を粗末にしている、自分の著書は使ってほしくないといった反対意見の一方で、
海外では同じようなイベントが催されている、市民が持ち寄った古書だから問題ないなど、
賛成の人も少なくないようです。

私は、新品だろうが古本だろうが本を大切にしてほしいと思いつつ、
ブックオフなどでよく投げ売りのような価格で購入しているので、
えらそうに言えないな…と感じています。

2015年6月1日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.6.1

ラコステによるキャンペーンに話題が集まっているそうです。

先週末、今週末にワニの被り物をした男女モデルが青山や渋谷に出現する
といった内容で、配布するショッパーからサイトにアクセスすれば、
モデルが着用しているコーディネート一式を購入できるそうです。

被り物はユニークだと感じたのですが、
ラコステを上から下まで揃えたい人が果たして何人、いるのでしょうか。

どうせならクーポンを配って、ワニモデルを探してもらえるくらいにすればいいのになと思いました。
ファンにはうれしい企画なんでしょうか?

2015年5月30日土曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.30

六大学野球の早慶戦を前に、広告ポスター上のプレ試合が話題に。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1505/27/news063.html

すごい。面白い。
ほかに特筆することはない…と思いつつ、
ふとポスターの下部を見ると「慶早戦」と書かれています。

野球に明るくない私ですら「早慶戦」が耳慣れているのにと調べてみたところ、
なかなか奥深いというか、拮抗しているんですね。
http://mw.nikkei.com/sp/…

ポスターは話題性抜群。
にらみ合いつつ、共存しているんですね。

2015年5月28日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.28

エステやネイル、果てはメンズブラまで、美容にこだわる男性が増えていますね。

季節がらもあってか、最近男性のすね専用のかみそりが「バカ売れ」しているそうです。
毛が濃い人が適度な量に整えるためのもので、すきばさみのような形状。
男性のハーフパンツルックが定着してきたこともあり、露出しても恥ずかしくないと好評だそうです。

美容の面では、今度どんどん女性と男性の境がなくなっていきそうですね。
男性も日常的にメイクする未来が来たりして、と感じています。

2015年5月27日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.27

言わずと知れたブランド、イブサンローラン。
多彩なアイテムの中でも、コスメなら口紅が人気です。

私も持っているのですが、機能はもちろんパッケージが素敵で、
使い終わってもなかなか捨てられないほど。

最近、その口紅を指輪にリメイクするという記事を見つけました。
工程は、ロゴがあしらわれたリング状のパーツをペンチなどで外すだけ。
「憧れのブランドを身につけたい」といった望みを叶える、
ユニークなテクニックだなと思いました。

2015年5月26日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.26

先日、スターバックスが全国で唯一、出店のなかった鳥取県に店をオープン。
開店前から長蛇の列ができるなど、盛り上がったそうです。

そこでピンチを迎えたのが地元のチェーン店や個人店。
県内に3店舗展開する「すなば珈琲」では
「スタバのレシート持参で半額」をはじめとした「大ピンチキャンペーン」を開催。
大胆かつ、素直ですね。

個人店も、スタバとの棲み分けを模索しつつなんとか共存を図ろうとしているよう。
利用者にとってはきっと、選択肢が広がるのはうれしいですよね。

2015年5月25日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.25

アメリカでは、本好きにはたまらない贈り物が販売されているそうです。

「Food for Thought(思考の材料)」は、小説が缶詰に詰まったギフトです。
「ティファニーで朝食を」など、食と関係のあるタイトルの小説がラインナップ。

ただ入れものがユニークなだけでなく、ストーリーに関連したものが
パッケージに描かれているなど、アイデアもぎっしり。

日本にも、こういうギフトがあればおすすめの一冊をさりげなく紹介できそうでいいなと思います。
http://youpouch.com/2015/05/18/266656/

2015年5月22日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.22

森永製菓のキャラメル3種に小説を掲載するキャンペーンがスタートするそうです。

角田光代、朝井リョウといった人気作家が参加。
それぞれ3話で完結するため、計6種のパッケージになるそうです。

キャラメルと小説のカップリングは珍しいなと思いましたが、
面白かったらすべて読みたくなりますし、良い広告ですね。

となると、小説はどこに掲載されるのでしょうか?
中面なら印字するのか、紙を付録するのか、気になります。
私も、買ってみようと思います。

2015年5月21日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.21

夏の風物詩といえば、夏フェス! という人も年々、増えていますね。
アーティストのラインナップ発表に、資金繰りやチケット手配にと、
早くは年明けごろから動き出しているようです。

石川県の北國新聞社はひと足早く、なんと紙面上で音楽フェスを開催するそうです。
http://asbs.jp/sp/news.php?id=2378

スマホアプリで紙面を読み取れば、ライブ映像や書き下ろし楽曲などを楽しめるという
贅沢な内容。
参加アーティストも、中田ヤスタカやきゃりーぱみゅぱみゅなど、豪華ラインナップです。
「新聞広告の可能性を再発見すること」が目標だそうですから、見逃せませんね。

2015年5月20日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.20

もうすぐ梅雨シーズンの到来ですね。
傘はもちろん、レインコートに、レインシューズにと、
最近はおしゃれなレイングッズがたくさんありますが、
ユニークな商品も多々生まれているようです。

数年前に発売され、話題をさらったのが白菜の折りたたみ傘。
くしゃくしゃとした質感で、たたむとまさに白菜そのものでした。
今ではとうもろこしやバナナなど、いろんな傘があるようです。

さらに、アイデアが秀逸だと感じたのは、
ヘルメットを大きくしたようなシルエットの傘。
面白半分で作ったような海外のものなのですが、顔まわりをしっかりガードできそう。

いやな天気も、気分を明るくするモノを取り入れられたら楽しく過ごせますよね。

2015年5月19日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.19

松屋銀座の屋上に「女性が美しくなれる」ビアガーデンがオープンするそうです。

「潤い!」をコンセプトに、美容に良いフルーツや野菜を使ったメニューをラインナップするほか、
コラーゲン入りカクテルなども。

さらに「目が潤う」よう”できるだけ”イケメンの店員を用意したり、
浴衣客にはかき氷で「潤い」をプレゼントしたりと、楽しいアイデアが詰まっています。

食べて飲んで、キレイになれそうですから、人気が出そうですね。

2015年5月18日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.18

意外とたくさん制定されている「○○の日」。

記憶に新しいものだと、インバウンドを意識した取り組みの
一環で定められた「忍者の日」。
2月22日(ニンニンニン)だそうです。

このように語感を意識したものが多い中、一風変わったものを発見。
「毎月22日はショートケーキの日」です。
カレンダーで、22日の上には必ず15(イチゴ)がくることが由来だそう。

ひねりが効いているのに覚えやすくて、広まりそうだなと感じました。

2015年5月13日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.13

最近、新しいリップメイクが気になっています。

女性の間で話題なのが、韓国発の「ティント」。
唇の水分量などに反応して色づくリップグロスなので発色に個人差があり、
落ちにくい点が魅力だそう。
塗るタイプのほか、つけた後、パックのように剥がせば色が定着するタイプなど、
メイク途中まで楽しくなりそうなアイテムです。

人の顔にするものだから、塗る、つける、などの限界がありつつも、
メイクの世界も奥深いですね。

2015年5月12日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.12

死後の自分を管理できるサービスがFacebookでスタート。
生前「管理人」を指名しておけば、データのダウンロードをはじめとした利用ができ、
文字通り自分のページを管理してもらえるそう。

故人の名前での投稿やメッセージの閲覧などは制限されているとのことなので、安心ですね。

ちなみに、管理人を指名せず、すべてのデータを消去させることもできるそうです。
データだけが生きているのはなんとなく嫌なので、私なら、こちらを設定したいです。

ただ「どうやって死亡を確認するのか」という指摘が気になりました。
管理人のほうは申請できそうですが…消去はどうするのでしょうか?

2015年5月7日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.7

連休中はじめて、ルクアイーレに行ってきました。

関西初出店の店が多く並ぶ中でも、
特に「ブルックリンチャーム」という
アクセサリーのパーツ屋さんがすてきでした。

名前のとおりアメリカから上陸したショップで、
大小、材質さまざまなパーツを取り扱っています。
星、ハート、動物など、モチーフはありふれていても、
日本ではお目にかかれないユニークなデザインが特徴。
店の脇にあるテーブルですぐに作ったり、
店員さんに相談したりと、楽しみがふくらみます。

私も、今度はゆっくり訪れて、アンクレットを作ってみたいなと思っています。

2015年5月1日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.5.1

先日、イギリスの理論物理学者のホーキング博士がイベントに参加。
質疑応答でなぜかテーマとは関係のない質問が飛び出したものの、
博士の回答がすてきでした。

人気グループ「One Direction」のメンバーが脱退を発表したことを受けて
「世界中の女性がショックを受けているが、宇宙への影響は?」という質問。
これに博士は
「平行宇宙ではまだメンバーかもしれないし、それどころかファンと恋愛している可能性すらある」
とコメント。

悪ふざけとしか思えない投げかけに専門的な視点からユニークな返しをくり出すなんて
おちゃめで、頭が良い人はすごい‼︎ と脱帽でした。

2015年4月30日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.30

最近、東野圭吾の小説「マスカレード・ホテル」を読みました。

高級ホテルを舞台に起こる事件をホテルマンと刑事の視点から
それぞれ描いたミステリーで、読み応え抜群。面白かったです。

取材協力したホテル「ロイヤルパークホテル」では、
この作品とコラボしたイベントを今までに数回、開催しているそうです。
このゴールデンウィークにも、小説に登場するホテルマンから研修を受ける新人という設定で、
謎解きに挑戦するイベントが開催されます。

作品の世界観を充分に堪能でき、最後にはスペシャルメニューまで楽しめるそうですから、
ファンにはたまらない一日になりそうですね!

2015年4月27日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.27

最近、ジャーサラダが流行っていますね。
ガラス瓶に野菜やドレッシングを入れるだけの手軽さと保存のしやすさ、
カラフルな見た目の可愛らしさが人気の秘密だそう。

IKEAでは先日、レストランに期間限定で登場したそうです。
さらに、食べ終えたジャーは持ち帰り可能。
もちろんIKEAで売られている容器です。
シンプルですが、IKEAの魅力が掛け合わさったすごいキャンペーンだと感じました。

2015年4月24日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.24

ゴールデンウィーク、サンリオピューロランドでゾンビイベントが開催されます。

夜の園内で、迫りくるゾンビから逃げつつ、ミッションをクリアするというもの。
1000枚のチケットが前売りだけで完売したそうですから、すごい人気ですね。
ゾンビ好きの私としては、ぜひとも行きたかったです。

なお、閉園後の貸し切りイベントのため、キティちゃんといったキャラクターは出演しないとのこと。
それでも、メルヘンチックな園内にゾンビが発生するというギャップが、
期待感をいっそう煽っているように思えます。

2015年4月23日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.23

昨日、ファッション通販サイト「zozotown」で、
約2万点もの商品の価格が0円になっていたそうです。

不具合やミスかと思いきや、昨年10周年を迎えてのキャンペーンだったそう。
服やファッション小物、腕時計など、さまざまな価格帯の商品が
顧客にサプライズプレゼントされたようです。

事前に告知していなかったため、購入できた顧客はラッキーだし、盛り上がりますよね。
話題性もあり、心憎いキャンペーンだなあと思いました。

2015年4月22日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.22

802で流れていた、山下達郎の曲にハマっています。

96年、ミスタードーナツのために書き下ろした「DONUT SONG」。
何となくサビに聞きなじみがあったものの、今まで知りませんでした。

シンプルなのに楽しさや可愛らしさがギュッと詰まった歌詞が気になって調べてみたら、
恋の妄想というか、赤裸々な願望が隠されているとの解説を見つけました。
嘘かまことか分かりませんが、ツイスト、ハニーディップ、エンゼルクリームといった
ドーナツに比喩が込められているとのこと。

なお、妻の竹内まりやもドーナツショップを歌詞に登場させているそう。
遊び心があって、すてきです。

2015年4月21日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.21

日本の母子手帳が今、海外で活躍しています。

モンゴルでは「ピンクブック」と呼ばれ親しまれているそう。
検診の受診率が向上したり、合併症が見つかったり、
さらには夫など家族の喫煙率も低下するなど、
健康意識の高まりにつながっているようです。

昨年からは、海外在住の日本人にも母子手帳を配布する取り組みがスタートしたそう。
母子手帳って、妊婦さんにとって大切なものなんですね。
なんとなく、妊娠したら配られる程度しか知らなかったので驚きました。

2015年4月20日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.20

90年代に少女マンガ誌「りぼん」で連載していた作品「こどものおもちゃ」が、
今年、舞台化されるそうです。

当時、アニメ化されたり、アニメに出てくるアイテムが商品化されたりとかなりの人気でした。
私も世代ど真ん中なので、すべて網羅していた記憶があります。
もちろん、舞台も観たいのですが…。
東京で10日間のみの公演なので、迷いどころです。

2015年4月17日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.17

星野リゾートが試験的に、入れ墨でも大浴場に入れる仕組みづくりをスタート。

専用のシールで隠れる範囲であればOKとして、
外国人観光客なども温泉を楽しめるように始めるそうです。

発表後は賛否両論、喧々諤々でしたが
「これを考える機会にしたい」との社長コメントが素敵でした。

海外では、インバウンドに対する異文化理解が
どのように進んでいるのか気になります。

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第13回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」は、
編集ライターの仕事に興味のある人材を応援しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその13回目です。


「ライターになるには」って検索すると、
いろんな方法がヒットします。
「文章を書く」という仕事内容そのものはシンプルだから、
「すぐなれる」と思う人も多いかもしれないし、
「すぐなれる」と誘いたくなる人も多いみたい。

どの仕事でもそうなのでしょうが、
ライターも、
「なること」以上に「続けること」が大切だし、難しいです。

「指名される」というのは、
そのために必要不可欠な条件だから、
そうありたいという気持ちをこめて、タイトルにしています。

では、続けるにはどうすればいいのでしょう。

あたりまえのことですが、
ライターだって、人間です。
病気もすれば、彼とケンカして泣いたりもする。
でも、シメキリは待ってくれません。

場合によっては、結婚したり、子どもを産んだり、介護したりする。
1か月前から準備してきた座談会取材当日に、
子どもが熱を出しちゃうってこともありえます。

彼と別れる瀬戸際でも、気持ちの整理をつけて、
いつもどおりの原稿が書けるかどうか。
子どもを看病してくれる人を見つけられるかどうか。
真夜中に介護で何度も起きた次の朝、取材に行けるかどうか。

実はこのすべてが、ライターとしての大きな土台ともなります。

受験、就活、転職、起業、結婚、出産、介護、
自分自身、もがきながら経験したことが、
取材するとき、原稿を書くときの「引き出し」をつくってくれる。

取材対象の方々も、ライターの書いた文章を読む人も、
同じくもがいて生きている人間だからでしょう。

傷ついた家族を思いやる温かなエピソードにうなずき、
仕事で受けた大きなダメージの辛さに同期して…
泣いちゃうよ、ほんと。
そして、書いていいことと、伏せることの線引きもしなきゃ…
どう聞くか、どう書くか。
それは、どう生きているかで変わっていきます。

続けていくことで、
たったひとりの、
その人にしかできない仕事ができるのだと思います。


「めざせ唯一無二」株式会社これから


編集ライターに興味がある方からの、
お問い合わせを受け付けています。

ご面倒ですが、
お問い合わせフォームからお願いします。
http://www.corecara.co.jp/form.phtml

株式会社これから
chief executive officer 久保田説子

2015年4月16日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.16

最近、都市部を中心に24時間営業のフィットネスクラブが増えているそうです。

外資系をはじめ、いくつかの企業が進出しているそう。
プールやスタジオレッスンを設けないことによって、
小規模かつほぼ無人まで人員を抑えて営業するようですよ。

そのため、利用料金も比較的リーズナブル。
デイタイムは無理でも、早朝や深夜もOKなら、
フレキシブルに通えるという会社勤めの人が多いそうです。

今後ますます、フィットネスクラブがコンビニ化していくのでは、とのこと。
サッと入ってパパッと運動できるなら、私も利用してみたいです。

2015年4月15日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.15

JR西日本の駅ナカにあるハートインやキヨスクといったコンビニが
今、続々とセブンイレブンにリニューアルしているそうです。

それまでは新聞やタバコなど、男性ビジネスマンを主なターゲットにした
いわゆるクイックニーズを重視していたものの、これらの需要が下がり、
ターゲットも、ニーズも多様化してきたことでセブンイレブンの出番となったようです。

確かに、セブンイレブンならPB商品も充実していて、品揃えが豊富ですよね。

でも、最近セブンイレブンばかりが駅ナカも、街中にも増えすぎていて、
日本人がみんな同じものを食べているような、
セブンイレブンの食事で自分の体が出来上がっているような、
複雑な気持ちになります。

与えられる利便性のままに利用するのではなく、
ほどよい線引きを考えないといけないなあと感じています。

2015年4月13日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.13

今、auショップに行くと誰でも
「金太郎飴」がもらえるそうです。

auの新CMと連動したキャンペーンで、
金太郎が自分と桃太郎、浦島太郎を
モチーフにした3種類の飴を作るというもの。

実際、CMに出てくるアイテムなら
よりほしくなるキャンペーングッズになりそうですね。

なお、こちらは
au以外のユーザーももらえるそう。
好感度1位を獲得したCMとあって、
人気が高いようなので
この機会にファンが鞍替え、なんてこともありえそうですね。

2015年4月9日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.9

草食男子の蔓延に逆らうように、
最近「マッチョ」業界が盛んだそうです。

先日、1日限定でオープンして大盛況となった「マッチョカフェ」では、
鍛えあげた肉体美を誇る店員が、訪れるお客さんをおもてなし。
マッチョゆかりのメニューをいただきながら、
チェキで一緒に写真撮影できる「マチェキ」、
席についてもらい会話できる「着席マッチョ」
などを楽しむことができたそうです。

同じく、主催者が開催したのは
マッチョが添乗員を務める「マッチョバスツアー」。
お迎えのお姫さまだっこにはじまり、道中でショータイム、
大運動会といった催しが行われます。
最後は、マッチョを見慣れたお客さんがスムーズに現実世界へと戻れるようにと、
標準体型のスタッフを眺める時間まで設けられているそう。

笑いのセンス冴えわたる企画の数々に、脱帽です。
女性だけでなく、男性もこぞって参加されているそうですよ。

2015年4月8日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.8

この間、ネットのニュースか何かで
「アメリカの警察官がいつもドーナツを食べているのはなぜ?」
といったトピックを見かけました。

気になって調べたところ、最大手のドーナツチェーンが
「制服かパトカーで来店すれば割引または無料」
という太っ腹なサービスを行っているそうです。

結果、警察官のおやつにドーナツがチョイスされるケースが増え、
そうしたイメージができあがったのではないか、とのこと。

お店側はなんと、防犯効果を期待しているそう。
警備会社を雇うよりはるかに安く、ウィンウィンですね。
アメリカならではの話だと感心しました…が、わりと有名なんでしょうか?

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第12回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」は、
編集ライターの仕事に興味のある人材を応援しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその12回目です。


「どうしたら、文章を書くのがうまくなりますか?」。
ライター志望の方以外からも、結構よく聞かれます。
…知りたいなあ、私も…。

ライターになりたての頃、
私のまわりにはカメラマン、デザイナーをはじめたばかりの人が
たくさんいました。
その中に
尊敬するデザイナーさんの制作した作品を
まるで模写するように真似しながら練習している人がいました。

私も、その人の気持ちがよくわかります。

私の場合、お仕事をもらっている雑誌のライターさんで、
最も優秀と言われている人の文章を、
憶えるくらい読んでいました。
雑誌によって、好まれるテイストやテンポが違うから、
「この雑誌だったら、この人」なんて狙って読む。
かっこいい表現を他誌で見つけたら
「私の書いてる雑誌には、ちょっと冒険だけど…」と思いつつも、メモっておく。

いざ自分が書くときには
「この人みたいには、書けてないよなあ…」と悩み、
それを意識すればするほど、
1本の原稿に時間がかかって、かかって、かかって、
かかりまくっていたのを覚えています。
ずっと見ていると目が慣れてしまって、
正確に判断できなくなるから、ほかのことして忘れてからもう一度。

雑誌だけじゃなく、電車の中吊りにも、
ホームページにもブログにも、
日常会話の中にさえ、参考になる文案はうじゃうじゃしてます。
すてきな表現を見つけたら
「やられた!」とか「もらった!」とか、
勝手につぶやいて、へんな人になったりします。

このあいだ初めて知ったんですが、
「真似」って「学ぶ」と同じ語源なんだそうです。

どんなに真似してみても、パクリになったりはしません。
作家なら「パクリちゃうの」と言われるかもだけど、
ライターは扱う内容で文章が変わってしまうから、
パクリになりようがないんです。

「私からは、いいと思うとこだけ吸収すればいいから。
どんなに忠実に真似したつもりでも、
久保田2号になったりは、絶対にしないから」。
うちのスタッフにも、そう言うようにしてます。

読んで書いて、また読んで書く。
キャッチボールと素振りの、繰り返しって感じでしょうか。


「食べるように読んだ文章が、やがて栄養になる」株式会社これから


編集ライターに興味がある方からの、
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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子

2015年4月7日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.7

1日にひっそりと設立した、ウソみたいに怖い会社「株式会社闇」。

さまざな仕掛けが施された怖いホームページ、83円の資本金など、
ネタとしか思えない工夫の数々にネットなどでは
「エイプリルフールのいたずらでは」と思われていたそうですが、
ホラーコンテンツの企画、制作を行うれっきとした企業だそうです。

西区にある制作会社が親会社とのこと。
どんな仕事をされるのか気になりますが、私は見られませんでした…。

2015年4月6日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.6

女子高生が何気なく描いた絵がTwitterで話題になり、
単行本の表紙まで飾ったというニュースを発見。

黒板に「アナと雪の女王」のワンシーンを描き、
Twitterに投稿したところたちまち話題となり、
編集者の目に止まったことで
宮部みゆきの最新作の表紙を担当することになったそう。

最近、こうした「黒板アート」が盛んだそうです。
黒板という学生っぽさと、ハイレベルな絵の間に生まれるギャップが
魅力かなあと感じました。

2015年4月3日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.3

とある敷地内での放置自転車をやめさせるため
「ご自由にお持ちください」
と立て看板を設置したら効果てきめんだった、
という一休さんのトンチみたいな話を聞いたことがあります。

自転車やバイクの盗難を防ぐため、
デザイナー志望の男性が考案したのは「鳥の○○○シール」。
サドルに貼っておけば、リアルなビジュアルと質感のおかげで
ユニークな防犯につながりそうです。

ユニバーサルデザインが広まる昨今
「イメージと機能が結びつきにくいからこそ、解決できることもあるのでは」
という発想から生まれたそうです。

広まれば広まるほど、効果が薄れてしまうことだけが唯一のウィークポイント
だそうですが、それはそれで、面白そうですね。

2015年4月2日木曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第11回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」は、
編集ライターの仕事に興味のある人材を応援しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその11回目です。


仕事をするのに「才能」って、関係あるのでしょうか。
私は、関係あると思います。

仕事関連の情報誌やウェブの
人物取材をこれまでたくさん担当してきたため、
いろんな職種の人に仕事の話を聞いてきました。

シェフ、弁護士、医師、建築士、庭師、塾講師、映画監督、女優、SE、
フラワーデザイナー、大学教授、フードコーディネーター、コンサルタント、
銀行員、ホテルマン、ドッグトレーナー、営業、開発、研究員、製造…

お仕事ぶりが見事で、
「これは才能としか言いようがないなー」と思うことはよくありました。
ディレクターさん、カメラマンさん、デザイナーさんについても、
一緒に仕事をしていて「天才かも」と思うことがあります。

でも、才能って、おかしなもんだなあとも思います。

「熟練工にしかできない、ミクロン単位の精巧な加工」って、
ただ長年やっていれば誰にでもできるのでしょうか。…無理でしょうね、きっと。
「好きなことを続けていれば」とも言われるけど、
「ギタリストになりたくて人一倍練習したのに、なぜかボーカリストになっちゃった」
なんてケースも結構よく聞きます。

ちなみに私は大学を卒業するまで、漫画家になりたかったんです。
描くのが好きで、小学生の頃から練習していました。
でも、今の仕事は編集ライターです。

フリーのライターとして初めて仕事をしたとき、
「また、お仕事お願いしますね」と言ってもらいました。
そのとき「私がやっていいんだ」と、すごくうれしかったです。
「できなかったこと」にこだわらずに、
「してほしいと言ってもらえること」を大切にしなきゃと思いました。

「また、お仕事お願いしますね」と言われる理由は、
ライターさんによってきっとさまざまで、
国語力かもしれないし、人脈とか、情報量とか、スピードとか、人柄とか、
何かひとつ専門分野を持っているとか、突撃取材力とか、
ミスが少ない、文章に味がある、のみこみが早い、笑えるネタが豊富、
カメラができる…何となく好かれるという人までいます。

どれも、才能です。

専門分野があれば、さらに磨きをかければいいし、
スピードが強みなら、その期待に応え続ければいいし、
人脈で勝負したいなら、それをアピールすべきだと思います。

才能って鉱脈みたいなもんで、
あきらめない限り、たくさん見つかります。
きっと生まれたときは、誰もが天才なのでしょう。
まわりから拍手をもらえたら、それこそが才能です。


「才能の在りかを探し続ける」株式会社これから


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chief executive officer 久保田説子

2015年4月1日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.4.1

最近、中高生の間で一番アツイSNSは「ミックスチャンネル」だそうです。

10秒間の動画を「LOVE」「おもしろ」など、いくつかのカテゴリーに分けて投稿。
リンク機能やファン機能があるため、ユーザー同士がよりつながりやすいようです。

特に人気が高いのは、カップルの動画だそう。
専門家が「隣の学校の面白い日常をのぞくようなエンターテインメント感」
と分析するとおり、仲間内で遊ぶような内容でもウケるようです。

大人が驚いてしまうような投稿であっても、
中高生にとっては同世代の人気を集められる楽しさが勝るんでしょうね。

私も、10代後半ならハマっていたかもしれません。

2015年3月30日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.30

万博記念公園に今秋オープンする「ニフレル」が気になっています。

「感性に触れる」という由来のとおり、生き物の美しさ、不思議さを
直感的に楽しめる施設。
海遊館が25年間で培った経験を活かし、
水族館、動物園、美術館の垣根を越えた展示を目指すそうです。

従来の施設なら、ほぼ一律に展示物を見るのが主な楽しみ方でしたよね。
どんな形で訪れる人の期待を越えるのか、今からワクワクしています。

2015年3月27日金曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第10回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその10回目です。

ライターになりたい人の出発点のひとつに、
「スクールで学ぶ」という選択肢があります。
ネットで関連記事を読んでいても
「スクールに行くべき?」という相談を見かけます。

私は大学生の頃、
「コピーライターの仕事って、いいなー」と思って、
宣伝会議のコピーライター養成講座に通ったことがあります。
勉強したからといってなれるとは限らないけど、
だからって、
何もせずになれるとも思えない、
そんな気持ちになる人のほうが多いんじゃないかな。

先日、求人についてご相談したかったので
宣伝会議の編集・ライター養成講座、
大阪ビジネスカレッジ専門学校、
大阪編集教室、3校にご挨拶してきました。
編集ライターをめざしている人が学んでいそうなスクールです。

実際、この3校で学んだ人を採用したことがあります。
株式会社これからという会社として出発する前、
クボタ・ライティングオフィスという名前だったときのことです。
宣伝会議の編集・ライター養成講座では、
講師として教えたこともあります。
元スタッフのうち2名は、
講座で出会って「意気投合して」うちに入ってくれました。

では、
スクールに入ればライターになる確率は上がるのでしょうか。

講師の目から見ていると
同じように学んでいても「なれそうな人と、無理そうな人」がいます。

その基準はいろいろで、
まず課題を出さない人は論外だし、
提出されたものが誤字脱字だらけでリクエストを満たしていないとやる気を疑うし、
きれいな文章だけど面白くないという残念なバージョンもあるし、
そもそも「人に伝える」ということを考えずに書いている人は、無理かなと思います。
一方で、
なれそうな人は、スクールに通う以外の努力も、いっぱいしているものです。

上記すべて、
採用試験に受かるとか、クライアントに選ばれる条件と、大きくは変わりません。

スクールに通う最大のメリットは、
「ライターや、ライターの卵がしていることに刺激を受ける」ことでしょう。
ただ刺激を受けるだけではだめで、
それによって、自分自身がどう行動するかがとても大切です。

会社に入ったり、フリーランスのライターになると、
自分自身をじっくりと醸成する時間が足らなくなります。
人によっては
自分がまわりより不利な条件で仕事をしているのではと焦ったり、
ライターとしての力が伸び悩んでいるのではないかと苦しみます。

ライターという仕事を長く続けたいのなら、
利害関係が発生しない場で、
まわりと自分の違いを知って、
自分自身が伸びる方法を考えておくことが、
なかなか役に立つと私は思います。


「はやさ、つよさ、うまさは抜かされる可能性がある。でも『らしさ』は抜かされない」
                                          株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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株式会社これから
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チーフ山森の直感力レポート2015.3.27

グランフロントで開催中のイベントに
巨大なガチャガチャが出現しているそうです。

チャレンジしたい人が不用品を持ち寄り、
また誰かの不用品を引き当てるというもの。

絵本、カメラなどのお宝あり、
チャイナドレスや携帯の充電器など
本当にいらなさそうなものありで、とても楽しそうです。

マンガ「こち亀」のエピソードをもとに考案された企画だそう。
何回も挑戦すれば、リアルわらしべ長者になれそうですね。

2015年3月26日木曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.3.26

春日部市に特別住民登録されていたクレヨンしんちゃんが、
転出届を提出というニュースを見ました。

なんと、新作映画でメキシコに引っ越してしまうそう。
大々的にセレモニーまで行われたそうです。

「野原家にもご都合があるので引き止めるわけにはいかない」
との市長のコメントが秀逸でした。

2015年3月25日水曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第9回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその9回目です。

指名されるライターになるには、まず仕事をし続けることが重要。
それには「やってて、よかったあ」という瞬間がほしいものです。
いわゆる「やりがい」ですね。
就職や仕事に関わる仕事をいっぱいしているので、
「やりがい」について質問するのは慣れています。

では、ライター自身のやりがいって?

昨日たまたま、
以前に取材した方から
ものすごくうれしいメールをいただいて、
それもあって今日はこのテーマでブログを書いています。

メールには「伝えたかったことを、
わかりやすくまとめてあって、感激しました」とありました。

取材なのだから、
その人が伝えたかったことばっかりを話しているはずなのです。
なのに、それを短い文章にしようとすると、ずれが出てきます。
実際、仕事によっては「伝えたかったことと、ずれてる」と言われることも
ゼロではありません。
だからこそ
「伝えたかったことが書いてある原稿です」と言ってもらったら、
こちらこそ、感激します。

企画からの場合は「この方向性なら、見る人にきっと伝わる」
編集もありの場合は「この見せ方、この切り口なら、見る人にきっと伝わる」
それを意識して提案します。
クライアントさんや取材対象者の方から「これなら!」と言われたとき、
「やってて、よかったあ」と、続けていく元気がわいてきます。
ライターは、そしてマスコミというのは、そういう仕事だと思ってます。


「コミュニケーションには、心が詰まっている」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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チーフ山森の直感力レポート2015.3.25

3月11日にスタートした「Don’t Follw The Wind」は、
いまだ誰も訪れず、
永遠に誰の目にも触れないかもしれない展覧会です。

福島県内の民家にて、
12組のアーティストによる作品を展示したものの、
帰宅困難区域のため誰も立ち入ることができないとのこと。

真っ白な公式サイトでは、
さまざまな人のナレーションのみ流れています。

発案は、過激な作品やパフォーマンスで知られる
アーティスト集団「Chim↑Pom」。
えげつなく、グロく、素直な表現でタブーを犯しまくっている人たちです…。

2015年3月24日火曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第8回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその8回目です。

「指名されるライターになるには」なんて題名にしていますが、
お仕事を指名で受注するのは本当にたいへんで、難しいです。

文章が上手だったら必ず指名されるわけでもありません。
経験をたくさん積んだら大丈夫、というわけでもないです。
どうしたらいいか、正解はわからないけれど、
何かひとつでも、強みを持っているといいとは思います。

何か特定の分野をよく知っているとか、
そういうのがある人は、それが強みになるのでしょうが、
特に何もない場合は、どうすればいいんでしょうか。
株式会社これからのライターは、編集や企画もやります。
少しでも強みを増やせば、指名される可能性が上がるからです。

では、編集とはどんなお仕事なのでしょうか。

たとえば雑誌の場合、
どんな誌面にするか考えて取材先を選んだり、
カメラマンやイラストレーターといった制作スタッフを決めたりします。
ページネーションやサムネールを考える場合もあるし、
スケジュール管理をしたり、取材先にアポイントをとったりします。
担当誌面ができあがるまでの、すべてを仕切る場合が多いです。

ライターは、
「どんな資料を使って、何をどう書くか指示してもらえる」
と思っている人が結構多いような気がします。
そういう仕事もありますが、
「決まっていないことが大半で、シメキリは決まっている」
というケースも割と多いのが現実です。
「書くのだけが仕事」なんて思って指示を待っているのではなく、
自分から「いい誌面になるように、できるだけのことをする」、
だから株式会社これからでは、
制作スタッフを編集ライターとしています。

正直、
「編集もするほうが、仕事は楽しい」とも思います。

どんなに端っこの、短い文章でも、
自ら仕掛けをつくり、その存在意義をわかった上で書けば、十分に光ります。
自分の原稿は、自分で光らせる。
「いいな」と思った写真やイラストを光らせる。
編集の力を高めれば、その可能性を高めていくことができるのです。


「太陽みたいに仕事をしよう」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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2015年3月23日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.23

タイで開催されるマラソン大会
「Run For Your Lives」が気になっています。

意味ありげな大会名のとおり?
5kmのコースをゾンビが追いかけてくるというユニークなイベント。
ランナーはゾンビから逃げつつ、障害物をかいくぐりゴールを目指すそう。

 最後には参加者が交流できるアフターパーティーもあり、
一日中楽しめるようです。
ランナーでも、ゾンビ役でもエントリーできるのがより面白いところですね。
日本に上陸したら、ぜひ参加してみたいです!

2015年3月19日木曜日

味園ユニバース

映画「味園ユニバース」を観てきました。

音楽って、
人を再生させるチカラがあるんじゃないかな、
そう思うことがよくあります。
この映画を観てると、また、そんな気持ちになりました。

高校生の頃に、
将来のことを考えると頭も胸も破裂しそうなころ、
女の子ばかりでバンドを組んでました。
何かしないと、
今にも叫びだしそうっていう頃のことです。
破裂しては、再生してたのかも?

私はまわりからよく「元気でいいね」と言われるけど、
かなりのダメージを受けてしまうこともたくさんあります。
仕事をし始めてからも、
「ああ、辛いなあ」と思うことがときどきあって、
それがあまりにひどくなると、
「自分が誰なんだか、わからない状態」になったりします。

いわゆる「心の病気」まではいかないんだけど、
元気ではなくなってしまう。
「今、何の仕事をしているかはわかる」
「家族の中での役割もわかる」
「まわりから求められることに応える力も、何とかある」
でも「私」って、誰だっけ?

「まわりから期待される自分」の役割を果たすことに夢中で、
自分の中からこみあげる感情については、
おいてきぼりにしてきたんだな、と、ふと、気づいたりします。

そんなとき、
「音」が、よみがえらせてくれます。
「私って、こんな人やったんやな。大丈夫」。

よく音楽で「いやされる」って声を聞くけど、
私の場合は、ちょっと違うなあと、いつも思います。
細胞が、かわっていく感じに近いです。

カテゴリータイトルを
「ライター久保田の突進力ダイアリー」に変えました。
より「キャラ見え」のするブログをめざします!!

2015年3月17日火曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第7回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその7回目です。

ライターというお仕事について検索していると
「ライター」と「コピーライター」という単語が出てきます。
このふたつの違いについて悩んだこと、ありませんか。
私はあります。

20代の頃、
広告制作会社のコピー部に所属していました。
車内吊りポスターのキャッチコピーを20本も30本も考えて、
どんどん先輩に提出したのを覚えています。
駆け出しではありましたが「コピーライター」でした。

その後、私は出版社で編集アシスタントとして働きはじめました。
売れっ子ライターさんたちがたくさん出入りし、
ファッションやグルメについて、
「よくまあ、こんな発想や表現ができるなあ!」と思える原稿を、
毎週、毎月、大量に書いてはりました。
私自身も原稿を書いたので、この頃は「ライター」でした。

今、ポスターやテレビCM以外にも、広告ツールは増えています。
パソコンやスマホで見ると広告っぽくないかもですが、狙う効果は同じです。
文案を作っているのは、コピーライターということになるのでしょう。
また自分の発想や表現で勝負したいライターは、
雑誌よりもブログ、フェイスブック、ツイッターなどを選んでいるかもしれません。

私のまわりには、
ライターとコピーライターを兼ねている人がたくさんいます。
株式会社これからの制作スタッフも、ライターであり、コピーライターです。

ライターか、コピーライターか。
以前に比べるとずっと、
「どちらかに決めること」に、あまり意味はなくなってきたように思います。

また私のまわりには、
グラフィックデザイナーなのに、
仕事によってはプロデューサーやディレクターを兼ねる人がたくさんいます。
ライターやコピーライターにも、そういう傾向があります。

広告でも、広告でなくても、職種の名称にかかわらず、
「何を、どう表現するか」が立案でき、それが認められること。

指名されるライターとコピーライターの条件は、
たぶん共通しています。

だからライターかコピーライターかで迷うより、
「トライしてみたい仕事ができそうな会社」を選ぶことをおすすめします。
社員さんに、どんな仕事をしているかを直接聞いてみて、
おもしろそうだなと思うほうを選ぶのが正解です。

ここで誰かに聞くのがおっくうだなと思ったり、
聞く相手はいないとあきらめてしまうなら、
ライターやコピーライターになれたとしても、続かないかもしれません。
細い糸をたぐり、周囲を巻き込んででも、やってみましょう。

新しい価値を創造する=クリエイティブな仕事がしたいなら、
自ら動き、そこから得た「自分の」判断基準を大切にしてください。


「自ら動いて判断できる人が、新しい価値をつくる」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

スタッフ募集の詳細はこちら
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2015年3月12日木曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第6回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその6回目です。

指名されるライターになるには、
いい文章を書けなければなりません。これは確かです。

では、いい文章って?

書く内容が一番ですが、
「読み心地のいい文章」であることも大切です。
読み心地が悪いと、最後まで読んでもらえないからです。

いい音楽に、魅力的なリズムとメロディがあるように、
いい文章にも、リズムとメロディが必要です。

イントロに何をもってくるか。
静かに始まるのか、びっくりさせるのか。
どこで区切るか。
本当に大切なことを、どのあたりで入れるのか。
長い文章なら、何回ヤマ場をもってくるのか。
最後に余韻を残すのか。
ライター自身が結論を導いて終わるのか。

新人ライターのうちは、
このリズムやメロディを、なかなかつかむことができません。

「いいな」と思える先輩ライターの文章を何度も読み、
素晴らしいと感じる映画、アート、音楽、小説などを繰り返し味わい、
一緒にいると胸がきゅんとするような相手と会話するとき、
ほんのちょっとでも心が動くようにいつも、いつも工夫するうち、
少しずつ力がついてきます。
旅行に行って、知らない人と話すのもいいでしょう。
文章を書いているだけでは、残念ながら行き詰まります。
たくさんのリズムやメロディを吸収した上で、
自分らしい表現を選び取ることが大切だからです。

いわゆる、あたりさわりのない言葉を並べていれば、
「読み心地のいい文章」が完成するのでしょうか。

べらんめえ調でも、完成度の高い文章は魅力的です。
芸術と呼ばれる分野は特に
「あたりさわりのない表現」で人の心を動かすことなどできません。
新聞のように、事実だけがセグメントされている場合でも、
読みたくなる文章と、そうでないものに分かれます。
「あたりさわりのない表現」は「ありきたり」。
「美しい」とは対極です。
ライターの文章も
「つまんないなあ」と思われたら、そこでおしまいなのです。

編集者として、ヘッドライターとして、
数限りない原稿をチェックしてきて思うのですが、
「いい原稿」は、ワードを立ち上げた瞬間から「美しさ」を放ちます。
まずは、すみずみまで行き届いている。
そして読む人にとってベストな読み心地となるように、
洗練されたリズムとメロディがある。
その完成度が「美しさ」につながるのでしょうか。

ここに明確な答えはなく、
「いい文章って何だろう」と、ずっと追究し続ける人だけが、
ライターを続けていけるとも言えそうです。
私もそのひとりです。

「いい文章は、すべからく美しい」株式会社これから


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○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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2015年3月11日水曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第5回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその5回目です。

ライターになるには、
広告や編集のプロダクション=制作会社に入社するという道があります。
ウェブコンテンツ、パンフレット、雑誌など
制作している内容は会社によってさまざまかもしれませんが、
マスコミュニケーション系の制作をしているという点では、ほぼ同じです。

会社に入るのではなくて
「未経験からフリーライターになりたい」という人も、意外と多いようです。
ただ、
社会人経験の浅い人には、あまりおすすめできません。
フリーとは「経営者である」ということです。
ライター未経験でも、他の分野で経験を積んでいれば別ですが、
ライターとしても社会人としても「初心者」では、続かないことが多いです。

ライターの仕事は、
「文章を書くこと」と思われがちですが、イコールではありません。
学校の先生の仕事が「授業をすること」だけではないのと似ています。
「教育」が授業だけで成り立たないように、
ライターの仕事も、ただ「文章を書く」だけでは成り立ちません。

ライターの仕事は、マスコミュニケーション、
「広くたくさんの人」と「伝えあい、理解しあうこと」そのものです。
文章を書くのは、その主な表現手段だからというだけです。

たとえばターゲットである「広くたくさんの人」について理解するのも仕事のうちです。
また「伝えあい、理解しあう」には、
何を、いつ、どこで、どうやって伝えるのかがとても大切。
ほとんどの場合、文章だけで成り立つことはなくて、
ウェブコンテンツならデザインやリンクが重要でしょうし、
パンフレットや雑誌なら、写真やイラストが重視されるかもしれません。
ライターは、そのいずれもと関わります。
「文章だけ書いていればいい」と思っていては、
指名されるライターになるのは難しいです。

「コミュニケーション」の壁を乗り越える必要も出てきます。
伝わっていない、先に進まない、折り合わない。
制作したものがターゲットに受け止めてもらえるかどうか以前に、
ともに仕事を完成させるべき相手との距離を感じることさえあります。
ライターにとって「ベストな文章」が却下されることもあります。
依頼された内容の、矛盾に気づくこともあります。
でも、それをともに乗り越えなければなりません。プロですから。

私は会社員、フリーランスを経て、今に至ります。
これまで一緒に仕事をしてきたスタッフがいなかったら、
ライターを続けることができたとは思えません。
チームで仕事をすることには、いつも大きな可能性を感じます。
指名されるために必要なことは、すべてスタッフから学んでいるとも思います。

指名されるライターであり続けたいなら、
どんなチームで育つのがいいのか、考えてみてください。
私もいまだに、
自分がどんなチームで育つのがいいのか、考え続けています。

「人がひとりでできることなんて、たかがしれている」株式会社これから


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2015年3月10日火曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第4回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその4回目です。

「ライターという仕事に、向き不向きはありますか」と、すごくよく聞かれます。
きっと誰もが、気になることなのでしょうね。

確かに「ああ、この人は向いているな!」と感じる人はいます。
うちの会社に入ってきた人は誰でも、
企画、編集、原稿作成の全てを担当することになるので、
仕事ぶりを見ていると、
「企画、コーディネート、編集に向いているタイプ」と
「原稿作成で実力を発揮するタイプ」に分かれるとも思います。

ただ、向いていることと、続けられるかどうかは別かもしれません。

私は20代のころ上司の方に、
「久保田はいろんなことを同時にできないから、編集には向いていない。
原稿作成だけなら、まだ何とかなるかもしれない」と言われたことがあります。
これは本当に当たっていて、同時に複数のことをするのは苦手です。
にもかかわらず…その後、
週刊で発行される求人情報誌の特集記事を約12年も編集しました。
今も編集と原稿作成の両方をやっていますが、決して向いてはいません。
向き不向きって、そんなもんじゃないのかなと思います。

これまでスタッフを含め、
この仕事をしている人とたくさん接してきましたけど、
向いているなと周囲に思われていても辞めてしまう人あり、
その逆もありです。

「向き不向きじゃなくて、
その仕事が好きなら、続けられるんですよね!」
というのも間違ってはいないです。
でも、好きだから必ず続けられるとも限らない…。

向き不向きではなく
「この仕事しかできない」と思える人は、おそらく続けられます。
私もそうでした。
他の仕事も考えてみたけど、この仕事しか続けられそうにない。
マイナス思考でしょうか?
でも、そんな風に腹をくくれば、思いがけないパワーも出ます。

とはいえ単に続けていても「指名されるライター」にはなれません。
企画を何度も出したり、断られてもめげずに取材依頼をしたり、
納得できる原稿が仕上がるまで、何時間かかっても粘ったり。
へたくそだったら、へたくそでなくなるまで、やるしかないんです。

「向いている」とは
すべきことを常に考えながら、やり抜けることなのかもしれません。

「ありふれた石でも、考えながら積み重ねればお城になる」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

スタッフ募集の詳細はこちら
http://corecaracorecara.blogspot.jp/2015/02/blog-post_13.html

ご連絡はご面倒ですが、
お問い合わせフォームからお願いします。
http://www.corecara.co.jp/form.phtml

株式会社これから
chief executive officer 久保田説子




2015年3月6日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.6

自殺の名所として有名な東尋坊が変わりつつあるそうです。

マイナスイメージを払拭するため、
照明の設置、こまめなパトロールなどに地元が一丸となって取り組んだところ、
自殺者数は半減したそう。

特に功を奏しているのが「東尋坊夕陽ハートカクテル」というイベント。
サンセットクルージング、バー、生ライブなど、
雄大な景色のもと、さまざまな楽しみが催されるそうです。
東尋坊本来の魅力に気づけそうな企画ですね。

一度はダメ?  になってしまっても、
少しずつ明るい方へ頑張れば、どんどん変われるんだなあと感じます。
諦めない地元の方たちの強い気持ちが、何より素敵です。

指名されるライターになるには/ ライターの仕事とは 第3回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその3回目です。

これまでは質問されることの多い「ライターになるには」を
タイトルにしていたのですが、
「株式会社これから」のライターは、
指名されるライターでありたいなという意欲から、
「指名されるライターになるには」というタイトルで続けます。

結構よく知られているとおり、
ライターという仕事はハードです。
特に私たちはインタビュー、取材、ヒアリングによる企画を
仕事の中心にしているので、
朝早い取材もあるし、遠くに行けば帰ってくるのは夜です。
原稿のシメキリは決まっているので、
それまでに必ず仕上げるとなると、スケジュールはぎゅうぎゅうです。

一方で、
ライターというのは、とっても素敵な仕事です。
インタビューで有名人に会えるからとか、
好きなことを仕事にしているからという人もいるでしょう。
それはそれでいいんですが、
ある程度まとまった期間、ライターをやっていると、
「私たちは、始まりに立ち会うんだな」と感じるようになります。

新しい学部を立ちあげるから、学部長に取材をしてほしい。
会社が大きくなってきたから、ホームページを新しくしたい。
新しい映画ができたから、いろんな人に知ってほしい。

私たちは、
そんな始まりがたくさんあるところに突っ込んでいきます。

取材対象者の方々とお話をしていると、
新しくスタートすることへの意気ごみ、ためらいが見えてきます。
どんなに有名な人でも、どんなに大きな組織のトップでも、
新しくスタートするときは、心が踊るし、不安にも駆られます。
ライターは質問して原稿を書くことを通じて、
その新しい幕開けに立ち会うことができるのです。

チャレンジが失敗するか成功するか、誰にもわからない。
それでも「始まり」には、夢、未来、希望といった、
私たちがほしくてほしくてたまらないものがいっぱい詰まっています。

お話を聞いているうち、
こころの震えに感じ入って、泣きそうになることさえあります。

できれば20代の方々に、
ライターという仕事の魅力を知ってほしいです。
「誰かに聞いて、それを文章にする」という仕事が、
大切に受け継がれていくよう、
少しでも多くの人に関わってほしいです。

「人は、いつからでも変われる、新しくなれる」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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chief executive officer 久保田説子




2015年3月4日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.4

アーブル美術館という、親子3人のユニットがいるそうです。

母がほしいといった絵を息子が描いてみせたことをきっかけに、
名画の摸写を中心とした作品を生んでいるそう。

「大贋作展」と題した展覧会を各地で開催したり、

菓子のパッケージを手がけたりと、広く活躍しています。
のびのびと描かれた名作の数々に、
新しい魅力がプラスされていてとても素敵です。

ライターになるには/ライターの仕事とは  第2回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその2回目です。

「株式会社これから」の得意分野は、インタビュー原稿です。
インタビューというと、
特別なことのように思われがちですが、
人の話を聞いて、
それを文章にするという、シンプルな仕事です。

実はインタビュー原稿に限らず、
ライターの仕事は人の話を聞くことから始まります。
最初は大抵、
クライアントさんとの話から始まります。

まずは
「どんな記事を掲載したいのですか」
次に
「どうやって、その記事を作成するのが最もいいですか」

どんな記事を掲載したいか決まっている場合もあれば、
「どんな記事がいいかな」と迷っている場合もあります。
たとえば求人のための記事なら
「こんな先輩をご紹介しましょう」
学生を募集するための大学案内なら
「学生がやってるイベントを取材しちゃいましょう」
話の中から、そんな提案をしたりします。

取材対象や資料が決まっている場合でも
「どこを一番強調すればいいでしょうね」
「さきほどの話、とてもいいですね」なんていう会話を交わしながら
どういうまとめ方なら最も伝わるかを探っていきます。

ライターだけでは決められません。
実はクライアントだけでもうまくいきません。
だから、会話しながら進めていきます。

頼まれたから、頼まれるままに原稿を書いていたら、
どの人に頼んでも、同じになってしまいます。
クライアントさんの立場になって、
どんな記事を掲載するのが最もいいのか考え、悩むのが、
指名されるライターなんじゃないかなと思います。

人の話をちゃんと聞くと、
「おかしいな、なんで意図がずれちゃったんだろう」
ということも減っていきます。
つまり、原稿のやり直しが減ります。

「せっかく発注したのに、思い通りに仕上がらなかった」
「せっかく書いたのに、やり直しになった」
なんてことになると、その仕事はとても不幸です。

人の話を上手に聞くことは、
インタビュー担当に限らず、ライターの大切な条件だと思っています。
最初から上手な人はいません。
その人の立場になって聞こうとするうち、
少しずつ、上達していくのかなと思います。

株式会社これからは、
ライターに「どうしてもなりたい人」の
応募をお待ちしています。

いえ…書いてて思ったんですが、少し違うかな。
「指名されるライターに、どうしてもなりたい人」の
応募をお待ちしています。
私を含めて株式会社これからには、
「指名されるライターでありたい」と願う人が在籍しているからです。

対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子



2015年3月2日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.2


六本木で開催中の「単位展」が面白そうです。
http://www.2121designsight.jp/m/program/measuring/

公式ホームページからは
「さまざまな単位をテーマにした企画展である」ことくらいしかわからないのですが、
ユニークな企画が盛りだくさんだそう。

濁点を基準に言葉の重さを測った「ことばのおもみ」では
「かてい」と「しごと」、「みため」と「なかみ」などが比べられているそうです。

大阪にも来ないかなと期待しています。

2015年2月27日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.2.27

ドコモのプロモーション動画「3秒クッキング」が、
度肝を抜くスゴイ出来でした。
http://gigazine.net/news/20150227-docomo-3-second-cooking/

大掛かりな装置と緻密な計算で、
第一弾はエビフライ、第二弾は餃子を調理。

エビや餃子のタネをセットしてスイッチを押すと発射し、
飛び出す粉をくぐり、最後は爆炎で加熱されます。

ほうぼうから怒られそうなぶっとんだ内容ですが、とても面白かったです。
CMにすればいいのにと思いつつ、
テレビだとやっぱり苦情殺到かなあと感じました。
ちなみに、第三弾はナポリタンスパゲッティだそうです。

2015年2月25日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.2.25

ケンタッキーによる、
デザートドリンクのキャンペーンが話題になっていました。

「クラッシャーズ」の名前にちなみ、
割れたスマホを持っていくと商品が無料という内容。
さらに、対象外の人に向け、
当日はハンマーを貸し出すそう…。

「バーグハンバーグバーグ」という
悪ふざけばかり? している会社とのコラボで、
東京の1店舗のみで行うそうです。

2015年2月24日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.2.24

ドラゴンクエストの新作を記念して、
新宿駅にスライムのプチプチが登場したそうです。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1502/24/news078.html

10万個ものプチプチがわずか1日で全滅と、盛況だったそう。

中にはレアなキャラクターもいたそうで…
ファンにはたまらない企画ですね。

2015年2月20日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.2.20

肌の一部の色素を失う病を持った
モデルが注目を浴びています。

ウィニー・ハーロウというカナダ出身の女性で、
子どものころ、
マイケルジャクソンも患っていたといわれる「尋常性白斑」を発症。
ブラウンの肌のところどころが真っ白になったそうです。

現代医学で肌をすべて白くすることも可能だそうですが、
小さいころからいじめに悩まされながらも、
そのままの姿でモデルデビュー。

インタビューでの
「神様は私を黒人にも白人にもしなかった」という一言がとても素敵でした。
溌剌とした笑顔に、世界が虜になっているそうですよ!

ライターになるには/ライターの仕事とは   第1回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。

これまで、うちのオフィスでは
未経験からライターデビューした人がたくさんいます。
だから株式会社これからの前身である
クボタ・ライティングオフィスの時代から、
「ライターになるには」というお話をよくしてきました。

最初に出る質問は大抵、
「ライターには、どんな人が向いているのか」
「ライターになるには、どんな能力が必要なのか」などです。

ライターといっても、仕事の幅がものすごく広いので、
求められる内容やレベルはさまざまです。
有名人のインタビュー原稿を書くのと、
身近なショップが発信するメルマガを書くのとでは、
やっぱりずいぶん違います。

でも、どんな仕事であっても、
まず大切にしてもらっているのは、

「読者を頭に思い浮かべて、原稿を書いてください」

ということです。

なんか、すごく簡単に思えるかもしれないですね。

ところが、これができないと、
「指名されて原稿を書くライター」になるのは難しいです。

読者を思い浮かべるために必要なのは、
いろんな人の気持ちになる力です。
「共感力」とでもいうようなもの。

映画を観たり、本を読んだりしたときに、
泣いたり怒ったり笑ったりして、
まわりに「こんなんだった」と紹介できる人は、
「共感力」が豊かな人かもしれないですね。
特別なことをしなくても、
家族と今朝話したことを友人に楽しくしゃべれる人は、
いろんな年代の人と人をつなぐ力があるかもしれません。
なんせライターの仕事って、
20代が、高齢者の方々に共感すべき場面も
多々ありますから。

株式会社これからでは、
ライターに「どうしてもなりたい人」の
応募をお待ちしています。

対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子



2015年2月19日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.2.19

モスキーノから新たに発売される
「モスキーノ・トイ」が
気になっています。
http://matome.naver.jp/m/odai/2142405702530791701


くまのぬいぐるみ型をした香水で、
見た目とは裏腹に
セクシーな香りだそうです。

お値段は15000円。
このブランドにしては、
リーズナブルかもしれません。

2015年2月13日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.2.13

近ごろ、NU茶屋町の広告をよく見ます。

「ヌーへヌヌヌ」という
コピーなのですが、
うしろの「ヌヌヌ」の上をなぞり、
「ススメ」と見せているもの。

最近見た中で一番すごいなと思いました。

角ハイボールの
「春はあげもの」も素敵です。

「どうしてもライターをめざしたい人」    を募集します

株式会社これからでは、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。

○インタビューを中心とする各種制作を長く続けたい人
○相手のために、一生懸命になれる人
○おもしろいこと、好きなことを見つけ、まわりに話せる人

こんな人と、一緒に働きたいと思っています。

仕事の内容
○企画・編集・原稿作成のアシスタントからスタートします。
○最初のステップをクリアしたら、取材を担当します。
○スキルに応じて、企画・編集、インタビューをお任せします。

対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

勤務地
尼崎市南塚口町2-15-18 ル・デポ301
06-4961-5565

勤務時間
10:00~19:00(休憩1H)

休日
土日祝休※土曜出勤の場合あり

給与
経験・能力を考慮し、相談の上で決定します。

雇用形態
アルバイト、契約社員
※正社員登用あり
※試用期間(最長6か月。相談の上で決定します)

待遇・福利厚生
交通費支給(実費。上限月2万円)
各種保険などは雇用形態に応じる

ご連絡はご面倒ですが、
お問い合わせフォームからお願いします。
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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子



2015年2月10日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.2.10

謎の組織「フリーソーメン」が
日本各地で活動中だそう。

フリー(無料)で不特定多数に
そうめんをふるまう団体で、
誰でも一員になれるそうです。

「汝、己のふところを顧みずソーメンを分け与えよ」
「見知らぬ人にこそソーメンを分け与えよ」
「怒られたら素直に謝る」
との鉄の掟3つを守り、
暗躍しているようです。

2015年2月6日金曜日

新聞社さんの原稿を書くとき

あまりたくさんではないですけど、
新聞社さんのお仕事をすることがあります。
昨年末は、
阪神・淡路大震災から20年を機に発刊される
冊子の冒頭部分を書きました。

そういうお仕事のときは、
書き始める前に、
「どんな人が読むのか」について、ものすごく考えます。

就活サイトなら、就活中の学生さんが読むでしょう。
大学パンフなら、主に高校生とその親御さん、高校の先生が読むでしょう。
取材するときも、
対象者の人に
「こういう人がきっと読むので、こんな話をお願いします」と伝えます。
知りたい人に、知りたいことを届けるのが、
ライターの主な仕事だと思っているためです。
しかも大半が「役に立つ」記事なので、読む動機もわかりやすい。

それが新聞関連となると、
読者層も読む動機も、ものすごく広くなります。
年齢や仕事もさまざまだし、
人生経験や考え方なんて、それぞれが違うはず。

どんな人が読むかわからない中、
大震災について語りかけるというのは難しいです。

家族をなくした人も、読むかもしれません。
まだ生まれてなかった人も、読むかもしれない。

自転車に乗っていても、顔を洗っていても、
玉子を焼いてても、ゴミ出しをしていても、
そのことばっかり考えていたりします。
短い文に、膨大なウォーミングアップ。

心に響かなければ、その文章の価値はありません。
なのに、
響きすぎると苦痛かもしれない。

そんな膨大な遠回りの末、
シメキリ時間になると、原稿は私の手から離れていきます。
誰が口にするかわからない、
赤い林檎かなんかを送り出す気分で、
もう「頼んだよう~」と「送信」ボタンを押すしかないです。

こういうところは、
媒体によってずいぶん違うなあと、いつも思います。

2015年2月4日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.2.4

anとタウンワークで、
ユニークなバイトキャンペーンが開催されています。

anでは「世界一タフなデリバリースタッフ」として、
スカイダイビングでのピザ配達を募集した第一弾に続き、
雪山でのデリバリースタッフを募集中。
プロ並のウィンタースポーツ技能が必要で、日給なんと50万円だそうです。

タウンワークは「激レアバイト」キャンペーンの第二弾として、
JAXAの訓練体験レポート、ファッションショーでのインタビューアシスタンといった、
普段足を踏み入れられない世界でのバイト求人を数種類公開中です。

めったにない体験ができるうえ、
あくまでバイトなので、しっかりお給料ももらえるのがいいですね。

中谷美紀さん

映画「繕い裁つ人」のプロモーションで、
女優・中谷美紀さんの取材をしました。

ちょっと近寄りがたいくらい
凛とした美しさのある女優さんというイメージだったから、
どんな取材になるのか、
ちょっと見当がつかない感じでした。

プロフィールを研究していたら
エッセイの自著が結構たくさんあって、
「あ、書くのが好きなんだな」と思ったり、
ひとりでインド旅行をしてきた体験談には、
「…」
絶句したりしました。

私は気になったことを
あれこれ聞いちゃうタイプなので、
「その質問は、ちょっと…」
なんて言われたらどうしようと少し心配したけど、
どんな質問をしても、
しっかり考えて答えてもらえて、
ほんと取材できてよかったと思いました。

今朝、たまたまテレビの情報番組に出てはって、
レポーターさんに
「どんなスイーツを食べているか」話をしてたんだけど
レポーターさんが「へえー」と興味しんしんの顔をしたら、
「今日、持ってくればよかったですねえ…(残念そう)」
「あ、今度、送りますよ!(めっちゃ笑顔)」と中谷美紀さん。
取材のときとノリが一緒だわと、またまた
うれしくなりました。
ビジネストークなんかやなくて
「この人は、きっとそう言ったからには実行しはるよ?」と
確信できる言い方やったから~。

「ス、スイーツを送ってもらうのは恐縮なんで…」と
レポーターさんが「お~い、お茶」をリクエストしたら、
後日、自宅に届いたそうです。

超・超・超多忙なはずなのに、
すごいなあと、
またまた絶句しました。



2015年1月27日火曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.1.27

先日芥川賞、直木賞が発表されましたが、
あえなく芥川賞落選となった小谷野敦さんが
落選の恨みつらみを
Twitterで撒き散らしまくっているそうです。

ほかの候補作へのダメ出しにはじまり、
選考委員への不満、
ついには藁人形作成のお知らせ?
にまで及んでいて、
それまで全く知らなかったのですが、
この人の本を読んでみたくなりました。

こんなに「欲しい!」と
むき出しに語る作家を初めて見ました…。

2015年1月15日木曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.1.15


「すごい豆まき」というイベントが
節分の日、東京タワーで開催されるそうです。

なんと豆3トンというスケールの大きさ。
食用ではないクズ豆を使ったうえ、
東北農家から仕入れることで
震災復興に一役買うそう。

さらに、開催後はスポンサーのDMMによる
レンタル掃除機で回収とのこと。
いろいろ考えられていますね。

鬼のコスプレ推奨とのことで、
ハロウィンのような
盛り上がりを見せるかもしれませんね。