2015年3月10日火曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第4回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその4回目です。

「ライターという仕事に、向き不向きはありますか」と、すごくよく聞かれます。
きっと誰もが、気になることなのでしょうね。

確かに「ああ、この人は向いているな!」と感じる人はいます。
うちの会社に入ってきた人は誰でも、
企画、編集、原稿作成の全てを担当することになるので、
仕事ぶりを見ていると、
「企画、コーディネート、編集に向いているタイプ」と
「原稿作成で実力を発揮するタイプ」に分かれるとも思います。

ただ、向いていることと、続けられるかどうかは別かもしれません。

私は20代のころ上司の方に、
「久保田はいろんなことを同時にできないから、編集には向いていない。
原稿作成だけなら、まだ何とかなるかもしれない」と言われたことがあります。
これは本当に当たっていて、同時に複数のことをするのは苦手です。
にもかかわらず…その後、
週刊で発行される求人情報誌の特集記事を約12年も編集しました。
今も編集と原稿作成の両方をやっていますが、決して向いてはいません。
向き不向きって、そんなもんじゃないのかなと思います。

これまでスタッフを含め、
この仕事をしている人とたくさん接してきましたけど、
向いているなと周囲に思われていても辞めてしまう人あり、
その逆もありです。

「向き不向きじゃなくて、
その仕事が好きなら、続けられるんですよね!」
というのも間違ってはいないです。
でも、好きだから必ず続けられるとも限らない…。

向き不向きではなく
「この仕事しかできない」と思える人は、おそらく続けられます。
私もそうでした。
他の仕事も考えてみたけど、この仕事しか続けられそうにない。
マイナス思考でしょうか?
でも、そんな風に腹をくくれば、思いがけないパワーも出ます。

とはいえ単に続けていても「指名されるライター」にはなれません。
企画を何度も出したり、断られてもめげずに取材依頼をしたり、
納得できる原稿が仕上がるまで、何時間かかっても粘ったり。
へたくそだったら、へたくそでなくなるまで、やるしかないんです。

「向いている」とは
すべきことを常に考えながら、やり抜けることなのかもしれません。

「ありふれた石でも、考えながら積み重ねればお城になる」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子