2015年3月6日金曜日

指名されるライターになるには/ ライターの仕事とは 第3回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその3回目です。

これまでは質問されることの多い「ライターになるには」を
タイトルにしていたのですが、
「株式会社これから」のライターは、
指名されるライターでありたいなという意欲から、
「指名されるライターになるには」というタイトルで続けます。

結構よく知られているとおり、
ライターという仕事はハードです。
特に私たちはインタビュー、取材、ヒアリングによる企画を
仕事の中心にしているので、
朝早い取材もあるし、遠くに行けば帰ってくるのは夜です。
原稿のシメキリは決まっているので、
それまでに必ず仕上げるとなると、スケジュールはぎゅうぎゅうです。

一方で、
ライターというのは、とっても素敵な仕事です。
インタビューで有名人に会えるからとか、
好きなことを仕事にしているからという人もいるでしょう。
それはそれでいいんですが、
ある程度まとまった期間、ライターをやっていると、
「私たちは、始まりに立ち会うんだな」と感じるようになります。

新しい学部を立ちあげるから、学部長に取材をしてほしい。
会社が大きくなってきたから、ホームページを新しくしたい。
新しい映画ができたから、いろんな人に知ってほしい。

私たちは、
そんな始まりがたくさんあるところに突っ込んでいきます。

取材対象者の方々とお話をしていると、
新しくスタートすることへの意気ごみ、ためらいが見えてきます。
どんなに有名な人でも、どんなに大きな組織のトップでも、
新しくスタートするときは、心が踊るし、不安にも駆られます。
ライターは質問して原稿を書くことを通じて、
その新しい幕開けに立ち会うことができるのです。

チャレンジが失敗するか成功するか、誰にもわからない。
それでも「始まり」には、夢、未来、希望といった、
私たちがほしくてほしくてたまらないものがいっぱい詰まっています。

お話を聞いているうち、
こころの震えに感じ入って、泣きそうになることさえあります。

できれば20代の方々に、
ライターという仕事の魅力を知ってほしいです。
「誰かに聞いて、それを文章にする」という仕事が、
大切に受け継がれていくよう、
少しでも多くの人に関わってほしいです。

「人は、いつからでも変われる、新しくなれる」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

スタッフ募集の詳細はこちら
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ご連絡はご面倒ですが、
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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子