2015年3月30日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.30

万博記念公園に今秋オープンする「ニフレル」が気になっています。

「感性に触れる」という由来のとおり、生き物の美しさ、不思議さを
直感的に楽しめる施設。
海遊館が25年間で培った経験を活かし、
水族館、動物園、美術館の垣根を越えた展示を目指すそうです。

従来の施設なら、ほぼ一律に展示物を見るのが主な楽しみ方でしたよね。
どんな形で訪れる人の期待を越えるのか、今からワクワクしています。

2015年3月27日金曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第10回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその10回目です。

ライターになりたい人の出発点のひとつに、
「スクールで学ぶ」という選択肢があります。
ネットで関連記事を読んでいても
「スクールに行くべき?」という相談を見かけます。

私は大学生の頃、
「コピーライターの仕事って、いいなー」と思って、
宣伝会議のコピーライター養成講座に通ったことがあります。
勉強したからといってなれるとは限らないけど、
だからって、
何もせずになれるとも思えない、
そんな気持ちになる人のほうが多いんじゃないかな。

先日、求人についてご相談したかったので
宣伝会議の編集・ライター養成講座、
大阪ビジネスカレッジ専門学校、
大阪編集教室、3校にご挨拶してきました。
編集ライターをめざしている人が学んでいそうなスクールです。

実際、この3校で学んだ人を採用したことがあります。
株式会社これからという会社として出発する前、
クボタ・ライティングオフィスという名前だったときのことです。
宣伝会議の編集・ライター養成講座では、
講師として教えたこともあります。
元スタッフのうち2名は、
講座で出会って「意気投合して」うちに入ってくれました。

では、
スクールに入ればライターになる確率は上がるのでしょうか。

講師の目から見ていると
同じように学んでいても「なれそうな人と、無理そうな人」がいます。

その基準はいろいろで、
まず課題を出さない人は論外だし、
提出されたものが誤字脱字だらけでリクエストを満たしていないとやる気を疑うし、
きれいな文章だけど面白くないという残念なバージョンもあるし、
そもそも「人に伝える」ということを考えずに書いている人は、無理かなと思います。
一方で、
なれそうな人は、スクールに通う以外の努力も、いっぱいしているものです。

上記すべて、
採用試験に受かるとか、クライアントに選ばれる条件と、大きくは変わりません。

スクールに通う最大のメリットは、
「ライターや、ライターの卵がしていることに刺激を受ける」ことでしょう。
ただ刺激を受けるだけではだめで、
それによって、自分自身がどう行動するかがとても大切です。

会社に入ったり、フリーランスのライターになると、
自分自身をじっくりと醸成する時間が足らなくなります。
人によっては
自分がまわりより不利な条件で仕事をしているのではと焦ったり、
ライターとしての力が伸び悩んでいるのではないかと苦しみます。

ライターという仕事を長く続けたいのなら、
利害関係が発生しない場で、
まわりと自分の違いを知って、
自分自身が伸びる方法を考えておくことが、
なかなか役に立つと私は思います。


「はやさ、つよさ、うまさは抜かされる可能性がある。でも『らしさ』は抜かされない」
                                          株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

ご連絡はご面倒ですが、
お問い合わせフォームからお願いします。
http://www.corecara.co.jp/form.phtml

株式会社これから
chief executive officer 久保田説子




チーフ山森の直感力レポート2015.3.27

グランフロントで開催中のイベントに
巨大なガチャガチャが出現しているそうです。

チャレンジしたい人が不用品を持ち寄り、
また誰かの不用品を引き当てるというもの。

絵本、カメラなどのお宝あり、
チャイナドレスや携帯の充電器など
本当にいらなさそうなものありで、とても楽しそうです。

マンガ「こち亀」のエピソードをもとに考案された企画だそう。
何回も挑戦すれば、リアルわらしべ長者になれそうですね。

2015年3月26日木曜日

チーフ山森の直感力レポート2015.3.26

春日部市に特別住民登録されていたクレヨンしんちゃんが、
転出届を提出というニュースを見ました。

なんと、新作映画でメキシコに引っ越してしまうそう。
大々的にセレモニーまで行われたそうです。

「野原家にもご都合があるので引き止めるわけにはいかない」
との市長のコメントが秀逸でした。

2015年3月25日水曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第9回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその9回目です。

指名されるライターになるには、まず仕事をし続けることが重要。
それには「やってて、よかったあ」という瞬間がほしいものです。
いわゆる「やりがい」ですね。
就職や仕事に関わる仕事をいっぱいしているので、
「やりがい」について質問するのは慣れています。

では、ライター自身のやりがいって?

昨日たまたま、
以前に取材した方から
ものすごくうれしいメールをいただいて、
それもあって今日はこのテーマでブログを書いています。

メールには「伝えたかったことを、
わかりやすくまとめてあって、感激しました」とありました。

取材なのだから、
その人が伝えたかったことばっかりを話しているはずなのです。
なのに、それを短い文章にしようとすると、ずれが出てきます。
実際、仕事によっては「伝えたかったことと、ずれてる」と言われることも
ゼロではありません。
だからこそ
「伝えたかったことが書いてある原稿です」と言ってもらったら、
こちらこそ、感激します。

企画からの場合は「この方向性なら、見る人にきっと伝わる」
編集もありの場合は「この見せ方、この切り口なら、見る人にきっと伝わる」
それを意識して提案します。
クライアントさんや取材対象者の方から「これなら!」と言われたとき、
「やってて、よかったあ」と、続けていく元気がわいてきます。
ライターは、そしてマスコミというのは、そういう仕事だと思ってます。


「コミュニケーションには、心が詰まっている」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

ご連絡はご面倒ですが、
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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子

チーフ山森の直感力レポート2015.3.25

3月11日にスタートした「Don’t Follw The Wind」は、
いまだ誰も訪れず、
永遠に誰の目にも触れないかもしれない展覧会です。

福島県内の民家にて、
12組のアーティストによる作品を展示したものの、
帰宅困難区域のため誰も立ち入ることができないとのこと。

真っ白な公式サイトでは、
さまざまな人のナレーションのみ流れています。

発案は、過激な作品やパフォーマンスで知られる
アーティスト集団「Chim↑Pom」。
えげつなく、グロく、素直な表現でタブーを犯しまくっている人たちです…。

2015年3月24日火曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第8回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその8回目です。

「指名されるライターになるには」なんて題名にしていますが、
お仕事を指名で受注するのは本当にたいへんで、難しいです。

文章が上手だったら必ず指名されるわけでもありません。
経験をたくさん積んだら大丈夫、というわけでもないです。
どうしたらいいか、正解はわからないけれど、
何かひとつでも、強みを持っているといいとは思います。

何か特定の分野をよく知っているとか、
そういうのがある人は、それが強みになるのでしょうが、
特に何もない場合は、どうすればいいんでしょうか。
株式会社これからのライターは、編集や企画もやります。
少しでも強みを増やせば、指名される可能性が上がるからです。

では、編集とはどんなお仕事なのでしょうか。

たとえば雑誌の場合、
どんな誌面にするか考えて取材先を選んだり、
カメラマンやイラストレーターといった制作スタッフを決めたりします。
ページネーションやサムネールを考える場合もあるし、
スケジュール管理をしたり、取材先にアポイントをとったりします。
担当誌面ができあがるまでの、すべてを仕切る場合が多いです。

ライターは、
「どんな資料を使って、何をどう書くか指示してもらえる」
と思っている人が結構多いような気がします。
そういう仕事もありますが、
「決まっていないことが大半で、シメキリは決まっている」
というケースも割と多いのが現実です。
「書くのだけが仕事」なんて思って指示を待っているのではなく、
自分から「いい誌面になるように、できるだけのことをする」、
だから株式会社これからでは、
制作スタッフを編集ライターとしています。

正直、
「編集もするほうが、仕事は楽しい」とも思います。

どんなに端っこの、短い文章でも、
自ら仕掛けをつくり、その存在意義をわかった上で書けば、十分に光ります。
自分の原稿は、自分で光らせる。
「いいな」と思った写真やイラストを光らせる。
編集の力を高めれば、その可能性を高めていくことができるのです。


「太陽みたいに仕事をしよう」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子

2015年3月23日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.23

タイで開催されるマラソン大会
「Run For Your Lives」が気になっています。

意味ありげな大会名のとおり?
5kmのコースをゾンビが追いかけてくるというユニークなイベント。
ランナーはゾンビから逃げつつ、障害物をかいくぐりゴールを目指すそう。

 最後には参加者が交流できるアフターパーティーもあり、
一日中楽しめるようです。
ランナーでも、ゾンビ役でもエントリーできるのがより面白いところですね。
日本に上陸したら、ぜひ参加してみたいです!

2015年3月19日木曜日

味園ユニバース

映画「味園ユニバース」を観てきました。

音楽って、
人を再生させるチカラがあるんじゃないかな、
そう思うことがよくあります。
この映画を観てると、また、そんな気持ちになりました。

高校生の頃に、
将来のことを考えると頭も胸も破裂しそうなころ、
女の子ばかりでバンドを組んでました。
何かしないと、
今にも叫びだしそうっていう頃のことです。
破裂しては、再生してたのかも?

私はまわりからよく「元気でいいね」と言われるけど、
かなりのダメージを受けてしまうこともたくさんあります。
仕事をし始めてからも、
「ああ、辛いなあ」と思うことがときどきあって、
それがあまりにひどくなると、
「自分が誰なんだか、わからない状態」になったりします。

いわゆる「心の病気」まではいかないんだけど、
元気ではなくなってしまう。
「今、何の仕事をしているかはわかる」
「家族の中での役割もわかる」
「まわりから求められることに応える力も、何とかある」
でも「私」って、誰だっけ?

「まわりから期待される自分」の役割を果たすことに夢中で、
自分の中からこみあげる感情については、
おいてきぼりにしてきたんだな、と、ふと、気づいたりします。

そんなとき、
「音」が、よみがえらせてくれます。
「私って、こんな人やったんやな。大丈夫」。

よく音楽で「いやされる」って声を聞くけど、
私の場合は、ちょっと違うなあと、いつも思います。
細胞が、かわっていく感じに近いです。

カテゴリータイトルを
「ライター久保田の突進力ダイアリー」に変えました。
より「キャラ見え」のするブログをめざします!!

2015年3月17日火曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第7回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその7回目です。

ライターというお仕事について検索していると
「ライター」と「コピーライター」という単語が出てきます。
このふたつの違いについて悩んだこと、ありませんか。
私はあります。

20代の頃、
広告制作会社のコピー部に所属していました。
車内吊りポスターのキャッチコピーを20本も30本も考えて、
どんどん先輩に提出したのを覚えています。
駆け出しではありましたが「コピーライター」でした。

その後、私は出版社で編集アシスタントとして働きはじめました。
売れっ子ライターさんたちがたくさん出入りし、
ファッションやグルメについて、
「よくまあ、こんな発想や表現ができるなあ!」と思える原稿を、
毎週、毎月、大量に書いてはりました。
私自身も原稿を書いたので、この頃は「ライター」でした。

今、ポスターやテレビCM以外にも、広告ツールは増えています。
パソコンやスマホで見ると広告っぽくないかもですが、狙う効果は同じです。
文案を作っているのは、コピーライターということになるのでしょう。
また自分の発想や表現で勝負したいライターは、
雑誌よりもブログ、フェイスブック、ツイッターなどを選んでいるかもしれません。

私のまわりには、
ライターとコピーライターを兼ねている人がたくさんいます。
株式会社これからの制作スタッフも、ライターであり、コピーライターです。

ライターか、コピーライターか。
以前に比べるとずっと、
「どちらかに決めること」に、あまり意味はなくなってきたように思います。

また私のまわりには、
グラフィックデザイナーなのに、
仕事によってはプロデューサーやディレクターを兼ねる人がたくさんいます。
ライターやコピーライターにも、そういう傾向があります。

広告でも、広告でなくても、職種の名称にかかわらず、
「何を、どう表現するか」が立案でき、それが認められること。

指名されるライターとコピーライターの条件は、
たぶん共通しています。

だからライターかコピーライターかで迷うより、
「トライしてみたい仕事ができそうな会社」を選ぶことをおすすめします。
社員さんに、どんな仕事をしているかを直接聞いてみて、
おもしろそうだなと思うほうを選ぶのが正解です。

ここで誰かに聞くのがおっくうだなと思ったり、
聞く相手はいないとあきらめてしまうなら、
ライターやコピーライターになれたとしても、続かないかもしれません。
細い糸をたぐり、周囲を巻き込んででも、やってみましょう。

新しい価値を創造する=クリエイティブな仕事がしたいなら、
自ら動き、そこから得た「自分の」判断基準を大切にしてください。


「自ら動いて判断できる人が、新しい価値をつくる」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

スタッフ募集の詳細はこちら
http://corecaracorecara.blogspot.jp/2015/02/blog-post_13.html

ご連絡はご面倒ですが、
お問い合わせフォームからお願いします。
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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子




2015年3月12日木曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第6回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその6回目です。

指名されるライターになるには、
いい文章を書けなければなりません。これは確かです。

では、いい文章って?

書く内容が一番ですが、
「読み心地のいい文章」であることも大切です。
読み心地が悪いと、最後まで読んでもらえないからです。

いい音楽に、魅力的なリズムとメロディがあるように、
いい文章にも、リズムとメロディが必要です。

イントロに何をもってくるか。
静かに始まるのか、びっくりさせるのか。
どこで区切るか。
本当に大切なことを、どのあたりで入れるのか。
長い文章なら、何回ヤマ場をもってくるのか。
最後に余韻を残すのか。
ライター自身が結論を導いて終わるのか。

新人ライターのうちは、
このリズムやメロディを、なかなかつかむことができません。

「いいな」と思える先輩ライターの文章を何度も読み、
素晴らしいと感じる映画、アート、音楽、小説などを繰り返し味わい、
一緒にいると胸がきゅんとするような相手と会話するとき、
ほんのちょっとでも心が動くようにいつも、いつも工夫するうち、
少しずつ力がついてきます。
旅行に行って、知らない人と話すのもいいでしょう。
文章を書いているだけでは、残念ながら行き詰まります。
たくさんのリズムやメロディを吸収した上で、
自分らしい表現を選び取ることが大切だからです。

いわゆる、あたりさわりのない言葉を並べていれば、
「読み心地のいい文章」が完成するのでしょうか。

べらんめえ調でも、完成度の高い文章は魅力的です。
芸術と呼ばれる分野は特に
「あたりさわりのない表現」で人の心を動かすことなどできません。
新聞のように、事実だけがセグメントされている場合でも、
読みたくなる文章と、そうでないものに分かれます。
「あたりさわりのない表現」は「ありきたり」。
「美しい」とは対極です。
ライターの文章も
「つまんないなあ」と思われたら、そこでおしまいなのです。

編集者として、ヘッドライターとして、
数限りない原稿をチェックしてきて思うのですが、
「いい原稿」は、ワードを立ち上げた瞬間から「美しさ」を放ちます。
まずは、すみずみまで行き届いている。
そして読む人にとってベストな読み心地となるように、
洗練されたリズムとメロディがある。
その完成度が「美しさ」につながるのでしょうか。

ここに明確な答えはなく、
「いい文章って何だろう」と、ずっと追究し続ける人だけが、
ライターを続けていけるとも言えそうです。
私もそのひとりです。

「いい文章は、すべからく美しい」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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2015年3月11日水曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第5回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその5回目です。

ライターになるには、
広告や編集のプロダクション=制作会社に入社するという道があります。
ウェブコンテンツ、パンフレット、雑誌など
制作している内容は会社によってさまざまかもしれませんが、
マスコミュニケーション系の制作をしているという点では、ほぼ同じです。

会社に入るのではなくて
「未経験からフリーライターになりたい」という人も、意外と多いようです。
ただ、
社会人経験の浅い人には、あまりおすすめできません。
フリーとは「経営者である」ということです。
ライター未経験でも、他の分野で経験を積んでいれば別ですが、
ライターとしても社会人としても「初心者」では、続かないことが多いです。

ライターの仕事は、
「文章を書くこと」と思われがちですが、イコールではありません。
学校の先生の仕事が「授業をすること」だけではないのと似ています。
「教育」が授業だけで成り立たないように、
ライターの仕事も、ただ「文章を書く」だけでは成り立ちません。

ライターの仕事は、マスコミュニケーション、
「広くたくさんの人」と「伝えあい、理解しあうこと」そのものです。
文章を書くのは、その主な表現手段だからというだけです。

たとえばターゲットである「広くたくさんの人」について理解するのも仕事のうちです。
また「伝えあい、理解しあう」には、
何を、いつ、どこで、どうやって伝えるのかがとても大切。
ほとんどの場合、文章だけで成り立つことはなくて、
ウェブコンテンツならデザインやリンクが重要でしょうし、
パンフレットや雑誌なら、写真やイラストが重視されるかもしれません。
ライターは、そのいずれもと関わります。
「文章だけ書いていればいい」と思っていては、
指名されるライターになるのは難しいです。

「コミュニケーション」の壁を乗り越える必要も出てきます。
伝わっていない、先に進まない、折り合わない。
制作したものがターゲットに受け止めてもらえるかどうか以前に、
ともに仕事を完成させるべき相手との距離を感じることさえあります。
ライターにとって「ベストな文章」が却下されることもあります。
依頼された内容の、矛盾に気づくこともあります。
でも、それをともに乗り越えなければなりません。プロですから。

私は会社員、フリーランスを経て、今に至ります。
これまで一緒に仕事をしてきたスタッフがいなかったら、
ライターを続けることができたとは思えません。
チームで仕事をすることには、いつも大きな可能性を感じます。
指名されるために必要なことは、すべてスタッフから学んでいるとも思います。

指名されるライターであり続けたいなら、
どんなチームで育つのがいいのか、考えてみてください。
私もいまだに、
自分がどんなチームで育つのがいいのか、考え続けています。

「人がひとりでできることなんて、たかがしれている」株式会社これから


募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
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株式会社これから
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2015年3月10日火曜日

指名されるライターになるには/ライターの仕事とは 第4回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその4回目です。

「ライターという仕事に、向き不向きはありますか」と、すごくよく聞かれます。
きっと誰もが、気になることなのでしょうね。

確かに「ああ、この人は向いているな!」と感じる人はいます。
うちの会社に入ってきた人は誰でも、
企画、編集、原稿作成の全てを担当することになるので、
仕事ぶりを見ていると、
「企画、コーディネート、編集に向いているタイプ」と
「原稿作成で実力を発揮するタイプ」に分かれるとも思います。

ただ、向いていることと、続けられるかどうかは別かもしれません。

私は20代のころ上司の方に、
「久保田はいろんなことを同時にできないから、編集には向いていない。
原稿作成だけなら、まだ何とかなるかもしれない」と言われたことがあります。
これは本当に当たっていて、同時に複数のことをするのは苦手です。
にもかかわらず…その後、
週刊で発行される求人情報誌の特集記事を約12年も編集しました。
今も編集と原稿作成の両方をやっていますが、決して向いてはいません。
向き不向きって、そんなもんじゃないのかなと思います。

これまでスタッフを含め、
この仕事をしている人とたくさん接してきましたけど、
向いているなと周囲に思われていても辞めてしまう人あり、
その逆もありです。

「向き不向きじゃなくて、
その仕事が好きなら、続けられるんですよね!」
というのも間違ってはいないです。
でも、好きだから必ず続けられるとも限らない…。

向き不向きではなく
「この仕事しかできない」と思える人は、おそらく続けられます。
私もそうでした。
他の仕事も考えてみたけど、この仕事しか続けられそうにない。
マイナス思考でしょうか?
でも、そんな風に腹をくくれば、思いがけないパワーも出ます。

とはいえ単に続けていても「指名されるライター」にはなれません。
企画を何度も出したり、断られてもめげずに取材依頼をしたり、
納得できる原稿が仕上がるまで、何時間かかっても粘ったり。
へたくそだったら、へたくそでなくなるまで、やるしかないんです。

「向いている」とは
すべきことを常に考えながら、やり抜けることなのかもしれません。

「ありふれた石でも、考えながら積み重ねればお城になる」株式会社これから


募集の対象となる方
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2015年3月6日金曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.6

自殺の名所として有名な東尋坊が変わりつつあるそうです。

マイナスイメージを払拭するため、
照明の設置、こまめなパトロールなどに地元が一丸となって取り組んだところ、
自殺者数は半減したそう。

特に功を奏しているのが「東尋坊夕陽ハートカクテル」というイベント。
サンセットクルージング、バー、生ライブなど、
雄大な景色のもと、さまざまな楽しみが催されるそうです。
東尋坊本来の魅力に気づけそうな企画ですね。

一度はダメ?  になってしまっても、
少しずつ明るい方へ頑張れば、どんどん変われるんだなあと感じます。
諦めない地元の方たちの強い気持ちが、何より素敵です。

指名されるライターになるには/ ライターの仕事とは 第3回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその3回目です。

これまでは質問されることの多い「ライターになるには」を
タイトルにしていたのですが、
「株式会社これから」のライターは、
指名されるライターでありたいなという意欲から、
「指名されるライターになるには」というタイトルで続けます。

結構よく知られているとおり、
ライターという仕事はハードです。
特に私たちはインタビュー、取材、ヒアリングによる企画を
仕事の中心にしているので、
朝早い取材もあるし、遠くに行けば帰ってくるのは夜です。
原稿のシメキリは決まっているので、
それまでに必ず仕上げるとなると、スケジュールはぎゅうぎゅうです。

一方で、
ライターというのは、とっても素敵な仕事です。
インタビューで有名人に会えるからとか、
好きなことを仕事にしているからという人もいるでしょう。
それはそれでいいんですが、
ある程度まとまった期間、ライターをやっていると、
「私たちは、始まりに立ち会うんだな」と感じるようになります。

新しい学部を立ちあげるから、学部長に取材をしてほしい。
会社が大きくなってきたから、ホームページを新しくしたい。
新しい映画ができたから、いろんな人に知ってほしい。

私たちは、
そんな始まりがたくさんあるところに突っ込んでいきます。

取材対象者の方々とお話をしていると、
新しくスタートすることへの意気ごみ、ためらいが見えてきます。
どんなに有名な人でも、どんなに大きな組織のトップでも、
新しくスタートするときは、心が踊るし、不安にも駆られます。
ライターは質問して原稿を書くことを通じて、
その新しい幕開けに立ち会うことができるのです。

チャレンジが失敗するか成功するか、誰にもわからない。
それでも「始まり」には、夢、未来、希望といった、
私たちがほしくてほしくてたまらないものがいっぱい詰まっています。

お話を聞いているうち、
こころの震えに感じ入って、泣きそうになることさえあります。

できれば20代の方々に、
ライターという仕事の魅力を知ってほしいです。
「誰かに聞いて、それを文章にする」という仕事が、
大切に受け継がれていくよう、
少しでも多くの人に関わってほしいです。

「人は、いつからでも変われる、新しくなれる」株式会社これから


募集の対象となる方
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○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子




2015年3月4日水曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.4

アーブル美術館という、親子3人のユニットがいるそうです。

母がほしいといった絵を息子が描いてみせたことをきっかけに、
名画の摸写を中心とした作品を生んでいるそう。

「大贋作展」と題した展覧会を各地で開催したり、

菓子のパッケージを手がけたりと、広く活躍しています。
のびのびと描かれた名作の数々に、
新しい魅力がプラスされていてとても素敵です。

ライターになるには/ライターの仕事とは  第2回

関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその2回目です。

「株式会社これから」の得意分野は、インタビュー原稿です。
インタビューというと、
特別なことのように思われがちですが、
人の話を聞いて、
それを文章にするという、シンプルな仕事です。

実はインタビュー原稿に限らず、
ライターの仕事は人の話を聞くことから始まります。
最初は大抵、
クライアントさんとの話から始まります。

まずは
「どんな記事を掲載したいのですか」
次に
「どうやって、その記事を作成するのが最もいいですか」

どんな記事を掲載したいか決まっている場合もあれば、
「どんな記事がいいかな」と迷っている場合もあります。
たとえば求人のための記事なら
「こんな先輩をご紹介しましょう」
学生を募集するための大学案内なら
「学生がやってるイベントを取材しちゃいましょう」
話の中から、そんな提案をしたりします。

取材対象や資料が決まっている場合でも
「どこを一番強調すればいいでしょうね」
「さきほどの話、とてもいいですね」なんていう会話を交わしながら
どういうまとめ方なら最も伝わるかを探っていきます。

ライターだけでは決められません。
実はクライアントだけでもうまくいきません。
だから、会話しながら進めていきます。

頼まれたから、頼まれるままに原稿を書いていたら、
どの人に頼んでも、同じになってしまいます。
クライアントさんの立場になって、
どんな記事を掲載するのが最もいいのか考え、悩むのが、
指名されるライターなんじゃないかなと思います。

人の話をちゃんと聞くと、
「おかしいな、なんで意図がずれちゃったんだろう」
ということも減っていきます。
つまり、原稿のやり直しが減ります。

「せっかく発注したのに、思い通りに仕上がらなかった」
「せっかく書いたのに、やり直しになった」
なんてことになると、その仕事はとても不幸です。

人の話を上手に聞くことは、
インタビュー担当に限らず、ライターの大切な条件だと思っています。
最初から上手な人はいません。
その人の立場になって聞こうとするうち、
少しずつ、上達していくのかなと思います。

株式会社これからは、
ライターに「どうしてもなりたい人」の
応募をお待ちしています。

いえ…書いてて思ったんですが、少し違うかな。
「指名されるライターに、どうしてもなりたい人」の
応募をお待ちしています。
私を含めて株式会社これからには、
「指名されるライターでありたい」と願う人が在籍しているからです。

対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。

スタッフ募集の詳細はこちら
http://corecaracorecara.blogspot.jp/2015/02/blog-post_13.html

ご連絡はご面倒ですが、
お問い合わせフォームからお願いします。
http://www.corecara.co.jp/form.phtml

株式会社これから
chief executive officer 久保田説子



2015年3月2日月曜日

チーフ山森の直感力レポート 2015.3.2


六本木で開催中の「単位展」が面白そうです。
http://www.2121designsight.jp/m/program/measuring/

公式ホームページからは
「さまざまな単位をテーマにした企画展である」ことくらいしかわからないのですが、
ユニークな企画が盛りだくさんだそう。

濁点を基準に言葉の重さを測った「ことばのおもみ」では
「かてい」と「しごと」、「みため」と「なかみ」などが比べられているそうです。

大阪にも来ないかなと期待しています。