2019年8月20日火曜日

はたらくドローン

久保田です。

神戸市のメーカーさんからの依頼で
企業サイトに掲載する記事の取材をしました。

新しくできた工場は広くて、
設備がとても充実しているので、
それをしっかりとアピールするため、
ドローンによる撮影が実施されました。

dronepc55さんによる写真ACからの写真


ドローンと、おしごと。

取材先でドローンに遭遇するというのは、
結構前からあったのですが、
実際に目の前でドローンが働くのを見たのは
はじめてでした。

工場内を飛ばして、設備や仕事風景を俯瞰で撮影します。
でも
「小さいから、すぐ電池切れしちゃう」そうで、
それがまた、可愛いかったです。

ドローンの本物を初めて見たのは一昨年、
不動産コンサルタントさんの取材のときでした。
「屋根の修理が必要かどうか、
ドローンがあれば人がのぼらなくても調査できる」と言っていて、
なるほど、と思いました。

次に見たのは
山中に立つ送電鉄塔や送電線が
傷んでいないか調べるためのドローン開発を取材したときでした。
きわめて高い場所での調査を、これまでは人がやっていたそうです。
それがドローンを使って
自動的に飛ばして画像を撮影できるシステムができたとのことでした。

その次は
測量の会社を取材したときに見ました。
崖崩れなどが起きたとき、
すぐに測量して修繕する必要があるけれども、
多くの場合、危険が伴うため
ドローンを使って測量をするのだそうです。

これまでは生身の人間が、
危険を承知でしていたことを
ドローンを使ってしているんだなと思いました。

機械をまったく使いこなしていない私だけど、
かわいいドローンだったら、
そばにいてほしいな。
でも「ゴソゴソはう黒い虫が出たら
凍結ジェットでソク凍らせて~」くらいしか
思いつかなくて、
発想が貧弱だなと、がっかりしました。

2019年8月6日火曜日

今日は8月6日です

今日は8月6日です

久保田です。

8月6日は私にとって特別な日です。
それは私が広島生まれだからです。

どんな人にも
生まれた場所や、
心の故郷があると思います。

いまは離れている人もいるし、
そこで暮らしている人も多いでしょう。

すてきな思い出がいっぱいある人も多い一方で、
思い出したくもないという人も、きっといます。

どちらにしても
そこまで心が揺さぶられるのは
その場所が「とくべつ」だからなんでしょうね。

たくさんの人に、それぞれ「とくべつな場所」があって、
その絆をじゃまする権利は、
誰にもないなあと、この日を迎えるたびに思います。

ここ十年ほど仕事してきた学校の創始者さんは、
広島の焼野原を見て学校を設立したといいます。
そして別の仕事では国際貢献学部の原稿を書いています。
戦争をなくしたいと考えて国連で仕事をはじめた人にも取材しました。

どちらも私から希望して
担当することになった仕事ではないけれど、
広島を見つめて繰り返し考えてきたことを
自分自身から切り離すことはできないんだなと
あらためて考えるきっかけになりました。

AIなどの開発で、
途方もない未来が待っているそうです。
戦争を終わらせるためなら
何をしてもいいというわけでもないし、
快適、便利、長生きを叶えるためなら
何をしてもいいというわけでもない…

8月6日は私にとって、そんなことを考える特別な日です。