関西の編集プロダクション「株式会社これから」では今、
編集ライターの仕事に意欲のある人材を募集しています。
そこで何回かに渡って、
ライターというお仕事の話を掲載したいと思います。
今回はその7回目です。
ライターというお仕事について検索していると
「ライター」と「コピーライター」という単語が出てきます。
このふたつの違いについて悩んだこと、ありませんか。
私はあります。
20代の頃、
広告制作会社のコピー部に所属していました。
車内吊りポスターのキャッチコピーを20本も30本も考えて、
どんどん先輩に提出したのを覚えています。
駆け出しではありましたが「コピーライター」でした。
その後、私は出版社で編集アシスタントとして働きはじめました。
売れっ子ライターさんたちがたくさん出入りし、
ファッションやグルメについて、
「よくまあ、こんな発想や表現ができるなあ!」と思える原稿を、
毎週、毎月、大量に書いてはりました。
私自身も原稿を書いたので、この頃は「ライター」でした。
今、ポスターやテレビCM以外にも、広告ツールは増えています。
パソコンやスマホで見ると広告っぽくないかもですが、狙う効果は同じです。
文案を作っているのは、コピーライターということになるのでしょう。
また自分の発想や表現で勝負したいライターは、
雑誌よりもブログ、フェイスブック、ツイッターなどを選んでいるかもしれません。
私のまわりには、
ライターとコピーライターを兼ねている人がたくさんいます。
株式会社これからの制作スタッフも、ライターであり、コピーライターです。
ライターか、コピーライターか。
以前に比べるとずっと、
「どちらかに決めること」に、あまり意味はなくなってきたように思います。
また私のまわりには、
グラフィックデザイナーなのに、
仕事によってはプロデューサーやディレクターを兼ねる人がたくさんいます。
ライターやコピーライターにも、そういう傾向があります。
広告でも、広告でなくても、職種の名称にかかわらず、
「何を、どう表現するか」が立案でき、それが認められること。
指名されるライターとコピーライターの条件は、
たぶん共通しています。
だからライターかコピーライターかで迷うより、
「トライしてみたい仕事ができそうな会社」を選ぶことをおすすめします。
社員さんに、どんな仕事をしているかを直接聞いてみて、
おもしろそうだなと思うほうを選ぶのが正解です。
ここで誰かに聞くのがおっくうだなと思ったり、
聞く相手はいないとあきらめてしまうなら、
ライターやコピーライターになれたとしても、続かないかもしれません。
細い糸をたぐり、周囲を巻き込んででも、やってみましょう。
新しい価値を創造する=クリエイティブな仕事がしたいなら、
自ら動き、そこから得た「自分の」判断基準を大切にしてください。
「自ら動いて判断できる人が、新しい価値をつくる」株式会社これから
募集の対象となる方
○業界を問わず、就職した経験のある方。
○業界の経験・未経験を問いません。
○ワードを使っての入力ができる方。
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株式会社これから
chief executive officer 久保田説子