音楽って、
人を再生させるチカラがあるんじゃないかな、
そう思うことがよくあります。
この映画を観てると、また、そんな気持ちになりました。
高校生の頃に、
将来のことを考えると頭も胸も破裂しそうなころ、
女の子ばかりでバンドを組んでました。
何かしないと、
今にも叫びだしそうっていう頃のことです。
破裂しては、再生してたのかも?
私はまわりからよく「元気でいいね」と言われるけど、
かなりのダメージを受けてしまうこともたくさんあります。
仕事をし始めてからも、
「ああ、辛いなあ」と思うことがときどきあって、
それがあまりにひどくなると、
「自分が誰なんだか、わからない状態」になったりします。
いわゆる「心の病気」まではいかないんだけど、
元気ではなくなってしまう。
「今、何の仕事をしているかはわかる」
「家族の中での役割もわかる」
「まわりから求められることに応える力も、何とかある」
でも「私」って、誰だっけ?
「まわりから期待される自分」の役割を果たすことに夢中で、
自分の中からこみあげる感情については、
おいてきぼりにしてきたんだな、と、ふと、気づいたりします。
そんなとき、
「音」が、よみがえらせてくれます。
「私って、こんな人やったんやな。大丈夫」。
よく音楽で「いやされる」って声を聞くけど、
私の場合は、ちょっと違うなあと、いつも思います。
細胞が、かわっていく感じに近いです。
カテゴリータイトルを
「ライター久保田の突進力ダイアリー」に変えました。
より「キャラ見え」のするブログをめざします!!