2014年12月3日水曜日

失敗って、しちゃダメ?

求人情報誌の編集者時代が長かったこともあって、
今も企業取材は結構しています。
さまざまな職種やキャリアの社員さん、
人事ご担当者の方々、そして企業トップの皆さまがた。

人の魅力や、企業の魅力を知るために
結構多いのは「失敗談を教えてください」というものです。
やっぱ、人間味が出るから、なんでしょうか。

ただ、
インタビュアーとしては、ちょっと緊張しながら尋ねることになります。
まあ、あまり話したいことじゃないかなあと思うし、
もしありきたりの内容だったら、
せっかく聞いても、記事にできないことが多いし。

でも、最近はちゃんと
「失敗したけど、それをこう乗り越えた」って話が面白い人、多いです。
しかも、それを堂々と言えるのが、いい企業風土なのかなと思ったり。
誰だって、未熟な部分や、失敗するときもあるのに、
責められたり、フォローしてもらえなかったりすると、
心が折れるし、成長もできないもんでしょうから、
いい企業ほど、失敗談を語っても、社員さんがいいカオしてるような気がします。

未熟だったり、失敗したり、
そんなの成長のプロセスで、当たり前のこと。
やっちゃいけないのは、手抜きだけ。

株式会社これからも、そうありたいなと思いながら、
原稿をまとめる日々です。

2014年11月21日金曜日

書いた原稿が、DVDになる!!

最近、DVDをつくるお仕事をしています。
ライターなのに、DVDを?
私自身も、最初はそう思って固まりました。

でもよく考えたら
コピーライターが考える原稿でCMがつくられていくし、
企業DVDを作成しているのも、きっとコピーライター。
だから全然遠くはないんですけど、
これまで仕事の多くは雑誌、パンフレット、ウェブだったから、
企画したらそれが動く画面になり、
書いた原稿が音声になるって、なかなか想像つかなかったです。

制作関係者が集まって、
ミーティングしては内容を詰めていくわけですが、
今回一番新鮮だったのは、映像担当者さんのお仕事ぶりでした。
小さな会社だけど、
アニメーションでは、結構知られたお仕事をしている方。

大学生の頃、
一番仲良かった友だちが8ミリ映画を撮っていたし、
仕事しはじめてからも、
映画ライターさんたちとよく一緒にいたから、
「絵コンテ」とか「カット割り」とか、
一応、知ってる気分で話をしてみました…かなり自信なかったけど。

一番びっくりしたのは、
「クオリティだけは絶対に下げられないと思って、
どんな小さな作品も、精一杯やってきたんですけど、
それを観てくれた海外の大手さんからいきなり連絡がきて、
お仕事することになったんです」と言っていたこと。
まさに、シンデレラストーリー。
そんなことが、本当にあるんだな。

次はサウンド担当の方々と打ち合わせ予定。
これがまた、かなり未知の世界で、もう教えてもらうしかありません。
高校大学とバンドをやっていたけど、
たぶん、そんなの、何の役にも立たないでしょう…。

そんな、すったもんだの中でも、
「何だか、いいものができるのでは?」という
予感をはらんでくるから不思議なもの。

来春、完成予定です。

2014年11月4日火曜日

映画「紙の月」の試写に行ってきました

映画「紙の月」の試写に行ってきました。

東京国際映画祭の受賞結果が発表された直後だったんで、
新しいインタビュー記事がネットに
どんどん発表されていくのを追いかけながら、取材準備。
最優秀女優賞と観客賞に選ばれたから、
「いいタイミングで取材が入ったなー」とホッ。
やっぱり、にこやかになりますよね!!

今、神戸は「神戸100年映画祭」の期間中だそう。
神戸フィルムオフィスも
ロケのサポートをすっごくがんばっているとのことだから、
神戸ロケの名作が、増えていくかも?