2017年5月19日金曜日

取材でもらった珠玉の言葉 その1 「ああ、アタマつこたあ」

年間でおよそ100名。
それを20年以上やってきてるから、
そろそろ2000名くらい取材してきたことになります。
…。
千里の道も、一歩から…。












ライターの久保田です。

ある企業の、社長さんを取材したときのことです。
そんなに大規模でも有名でもないけれど、
誰でも知ってる大手企業にとって
「なくてはならない」、
さらに「一目置かれている」B to Bの産業ロボットメーカー。

とってもウエルカムで、
とっても取材は楽しかったんですが、
終わった瞬間、社長が満面の笑顔で言った言葉にびっくり。

「あ、終わり? これでもう、大丈夫?」
「はい、十分にお聞きしました。ありがとうございます」
「ああーーー、今日は、ひっさしぶりに、すっごいアタマつこたあ」

もう居合わせた取材関係者も社員さんも、
「あっはっはっは」と、もらい笑い。

「社長、またまた、そんな。毎日アタマつこてはるやないですか」
「いっやー、こんなに考えてしゃべったの、久しぶりや」

天真爛漫に笑いながら、社長。
でも、実はこれってすっごく素直に表現してもらっただけで、
珍しくないことなんです。

自分が言いたくて開ける引き出しと、
尋ねられて開ける引き出しって、
どうも、ちょっと違うみたいなんですね。
だから
「あの社長が、取材だとこんなにしゃべった」なんて、
驚かれるケースも結構あります。
社員に尋ねられても開かない引き出しが、
何も知らない私だと、開くことも多々あります。

ぜんぶ、いつもやってる仕事のことばかり。
ぜんぶ、いつも頭の中をめぐっている志ばかり。
なのに、人に尋ねられると、
「わかってもらわなくっちゃ」と、あれこれ表現に工夫したりして。
それで、
「すっごいアタマつこたあ」になるんでしょうね、きっと。

私は私で、
そんだけアタマ使ってお話をしてもらって、
インタビュアー冥利につきます。
こういうふうに終わると、
「社長が、言いたいこと言いつくしてるってことは
きっと、いい原稿に仕上がるよね」って、
居合わせたみんなが思えて、とってもしあわせ。

まー、こっれでいい原稿が仕上がらなかったら
どないしようと思うと
プレッシャーも大きいんですけども…。

2017年5月15日月曜日

「噂の」スイーツ「白味噌白書」が到着! ふつうじゃないリアクションが、うれしい

「あのー、白味噌白書ってスイーツ、
どこかのお店で売っていますか」と
六甲味噌さんの本社に電話したのがゴールデンウィーク前。
よく確認もせずに問い合わせてしまって
本当に申し訳ない話なんですが、
自社サイトでの通販限定で、
すべて手づくりで、オーダーがあってから焼くのだとか。
そーだったんだ。
よく見たら、サイトに書いてある…ほんまにごめんなさい。

日持ちがするみたいだし、
3つくらい頼もうかなと思っていたところ、
5つ注文すると味噌がもらえるキャンペーンと知って、
当然、5つ買いました。


このスイーツ、
メーカーさんとミソガールさんが一緒に開発したんだって。
「就活」でも「婚活」でもない
「味噌活」の普及にいそしんでいるミソガールのお墨付き。
味噌の風味にアーモンドの栄養をプラスした
ヘルシーなお菓子に仕上がっとります。
実はお味については以前に試食させてもらって確認済み。
今回は、お世話になっている方を訪ねるときの
おみやげのひとつにしてみました。

フード関連のお仕事している方。
「えっ、味噌のお菓子ですか!」
もちろん意外性があることはわかってるんですが、
とくに男性のリアクションが楽しい。
「知らない世界」に、目がらんらんとする人が多くて。
女性だとね、
「どんな風においしいんだろう」って、味への期待になるんだけど、
男性だと、
新しいゲームソフトを手に入れたときなんかに近いかも。

そして、その日のうちに召し上がって
食べてみての感想が返ってくるというこの「打てば響く感」。
きっとスイーツ好きのツレには、
「こんなん食べてん」って、話題にしてくれてはる…ような気がする。
こういうしあわせな波紋、いいですよね。





六甲味噌さんのサイトに載ってますので、
興味のある方はぜひ。
http://www.rokkomiso.co.jp/item/shiromiso_hakusho.html