2023年1月1日日曜日

2023年始のご挨拶


久保田です。

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

いろんな音に囲まれているなーと意識することが増えました。
家電や車が懸命に働いている音、
雨や風の音。
スマホを見ているだけでも、情報が音になって聞こえてくるようです。
誰かが主張していたり、何かがぶつかったり。
声にならないメッセージに、強く心を揺さぶられることもあります。
表情やしぐさから、音にならない音が伝わってくるのでしょう。

なにも聞こえてこないとき、
ようやく自分自身の鼓動を意識します。
生まれる前からの、長いお付き合いの音。
今年も、いろんな音に囲まれて過ごすのでしょう。
どなたにも、いい音が訪れますように。
今年もよろしくお願い申し上げます。

○制作実績ブログを更新いたしました。
https://corecara.blogspot.com/2022/12/50.html

○「株式会社これから」が国内に数社存在しますので、
サイト検索は「株式会社これから 久保田」でお願いします。

2022年12月29日木曜日

制作実績ブログ更新しました

 三同建設株式会社 創業50年史

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2022年1月1日土曜日

2022年始のご挨拶

 久保田です。

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。










2020年3月からロングランで、企業50年史のお仕事をしました。

ひとつの企業が誕生してから業界トップに登り詰めるまでのいきさつ、

各セクションが効果的に協力体制を築いている様子、

タテ軸とヨコ軸の両方を大勢の方に取材できて、

50年の歩みを超高速再生で把握でき、原稿の素材は大充実。


人に会うことそのものが難しいこの時期、

取材でじかに聞いて得られるものの大きさがよくわかり、

ごまかしのきかない生の現場を見ることがいかに貴重か、

より実感できました。


できないことも多々ありますが、

だからこそ、

できることを大切にしたいと思いました。


皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。


自分自身の「大切なもの」を見つけたり、見つめたりする人が

増えているように思います。


より一層、

自分のものさしで「大切なもの」を

大切にしていける一年でありますように。


2022年も、

どうぞよろしくお願い申し上げます。


○制作実績ブログを更新いたしました。

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○「株式会社これから」が国内に数社存在しますので、

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2021年12月29日水曜日

制作実績ブログ更新しました


神戸元町商店街ホームページ 元町マガジン「うまいもん特集」

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SARAYAラクトフェリン研究所サイトリニューアル

https://corecara.blogspot.com/2021/12/saraya.html


株式会社Grand Prixコーポレートサイト

https://corecara.blogspot.com/2021/12/grand-prix.html


至宝酒ものがたり

~世界が心酔する、稀有な日本酒を探しに~

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2021年2月2日火曜日

くばる~空の木さんのこと~

2020年の夏、

空の木さんに取材したときのことを、今もよく思い出します。


正式なお名前は

特定非営利活動法人「夢織り工房 空の木」。

就労継続支援(しゅうろうけいぞくしえん)に取り組んでいる事業所さんです。

「はたらきつづけること」を「ささえる」場所です。

からだ、こころに「しょうがい」があるなどで、

働き続けることが難しい人を、支援しています。


施設長さん、全盲の利用者さんに話を聞いた経験は、

「がつん」とくるものでしたし、

ここで支援者として働く人のことは、とくによく思い出します。


その人は、

「こういう事業所で働くって、思ってみたこともなくて」

と、にこにこ笑いながら気持ちを話してくれました。


障がい者支援や介護などにかかわる資格も経験もなく、

どういう場所かも、はっきりとはわかっていなかったそうです。

初日、利用者さんが働くどころか大の字に寝転んでいるのを見て、

「私、えらいとこ来てしもたんでは」と、あぜん。


少し考えて、彼女がしたこと…

それは「よく見ること」でした。

利用者さんは、一人ひとりちがうから、どんな人が、いつ、どんな行動をするか知ること。

そして、

必要かなと思われるときに、

必要かなと思えることを、くばってました。


「気配り」?


「くばる」っていうと「気配り」とか「目配り」とか。

一言でまとめてしまうと、それに近いのかもしれないです。

彼女は、よく見て、聞いて、感じ取って、

「ここぞ」というときにだけ

「きっと、これはこの人にいま、必要かも?」と思うものをくばってました。


あるときは、優しい声かけかもしれない。

笑顔だけかも。逆にプンプン顔ってこともあります。

「自分だけでしたいんやろな」と思うときは「放置」。

「なんか、ひとりになりたいらしい」と思えるときは「見守り」。

そして必要なら、手を添えたり、背中をなでたり。


「私ね、支援っていっても、何をしたらいいか、ぜんぜんわからなくて。

わからないから、きっとこうやろ、いや違ってた、の繰りかえしで」


そんなある日、

利用者さんたちで「お昼ごはんを注文しよう」ということになったそうです。

目が見えない、人と会話するのが苦手、いろんなハンディを抱えた人たちだけで、

自分にできることを考えて協力しあい、

「このメニューは3つ、こっちは2つ」などと四苦八苦してリストにし、

お店に電話することができたそうです。

もちろん、そんなこと、初めてでした。

すごい前進で、みんなびっくりでした。


一歩ずつ変わるんやな。

その一歩ずつを支えているんやな。

その一歩ずつに、大きな意味があるんやな。

「やってあげる」がメインではなく、

「くばる」の成果が、こういうところに現れるんやな。


この世の中の、ほとんどの仕事って、

そうやって、よく見て、よく聞いて、感じ取って、

「くばる」ことなのかもしれないな。

私は「押しつけ」ではなく、彼女のように

よく見て、よく聞いて、感じ取って、

「くばる」仕事ができているかな。

「くばる」暮らし、やっていけてるかな。


空の木さんが支援している人だけじゃなく、

どこを見ていても

何かを抱えてつらい人、こころやからだが弱っている人が

増えてるんじゃないかなと思います。


「くばる」って、どうやったら、うまくいくだろう。

私も答は持っていないけど、

「きっとこうやろ、いや違ってた」の繰りかえしで、

「くばる」毎日を過ごしたいなと思います。


特定非営利活動法人「夢織り工房 空の木」ホームページ

https://www.soranoki2003.org/




2021年1月4日月曜日

2021年も、歩きます

 株式会社これからの久保田です。

旧年中は、たいへんお世話になりました。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。













今年から、年賀メールのみのご挨拶にいたしました。

画像はデザイナーの中務慈子さんに

今年も作成していただきました。ありがとうございます。


また2020年3月より、

住所が変更になっております。


いろいろと、めまぐるしく変わっていきますが、

株式会社これからは、

2021年も、歩きます。


とくに、人が働いておられるところを歩きます。

少しおじゃまをしますが、

手を動かし、コミュニケーションをとりあって、

前に進む様子をナマで見て、

たいせつなところを感じ取って、

知りたいことは質問をして、

おもに文案で、さらにトータルで、

人と人とをつなぎます。


株式会社これからにとって、

最も大切な「すべきこと」は、

これからも、変わりません。


変わりゆくなか、

2021年も、

皆さまとともに変わらず歩きます。


本年も

どうぞよろしくお願い申し上げます。



2020年1月1日水曜日

2020年も、 どうぞよろしくお願い申し上げます






















久保田です。

取材に行くと、
仕事やライフワークに
のめりこんでいる人にいっぱい会います。

自分の絵本サロンに分身ロボットを招いたり、
人の手を加えない自然のなかで
おいしいお茶をつくっていたり。

どうしてそんなことできるの?
それって、たいへんじゃないですか?

だって分身ロボットって、
なかなか知りあいになれないのでは?

人が手を加えないお茶の木って、
虫に食われたり栄養不足になったりしないの?

じっと見つめて、
いろいろ試して、
いいなと思う道を行くと、
不思議なくらい、
拓けていくとのことです。

「仕事やライフワークに」じゃないですね。
「仕事が人生」「人生が仕事」くらいに、
どこまでいっても楽しみなんですね。
しんどいことも、
「しんどかったなあ」と、体験の一つにできちゃうんですね。

2020年は、どんな年になるでしょうか。

じっと見つめて、
いろいろ試して、
いいなと思う道を歩み、
拓けていく一年でありますように。




2019年9月17日火曜日

1944年の日本人

久保田です。


3年連続で、
国際貢献学部の取材記事を書いています。

連続で担当できる仕事というのは
いろいろメリットが大きいです。

人によっては
新鮮さがなくなるって感じるかもですが、
私にとっては逆です。

一つの学部が核とするテーマに正面から向き合って
リサーチや取材を重ねていくと、
特集の企画を出すにしても
「そうか、こういう切り口がある」と
裏付けのある「新鮮な一手」を繰り出すことができます。

最初の頃が「闇雲な提案」に偏りがちなのと比べれば
リアクションに裏付けられる「新鮮な一手」は、
私のようなつくり手と、
吟味するクライアントさんと、
そしてきっと読者にも手応えをもたらすはずです。


















開学前から
国際貢献についての取材を進め、
海外の人と日本人とのコミュニケーションについて
さまざまな話を聞いてきました。
いい話も多いけれど、
世界に辛い現実が多いことも迫ってきます。
20代の学生が実際に目で見て、体感している現実として
知らされることも多いです。

世界に出ていく学生さんや
外国人を迎える学生さんと話をしていると
必ずといっていいほど出てくるのが
「私たちは、日本について、まだまだ知らないことが多すぎる」
という話題です。

ついこの間までは私も
「そうだなあ、いろいろ知るべきことがあるはずやんなあ」と
ただ、うなずいているだけでした。

それが今年に入ってふと
「私は外人さんと友人になったら、どんな話をするかしら?」と
考えるようになりました。


















1944年に日本人はなにをしていたのか、
もし話題に出たとしたら、
私はどの国の人とも、
ちゃんと会話ができないように思いました。

どんなにすぐれた翻訳機があっても、
外国語スキルが奇跡的に向上したとしても、
何を言ったら誰がどう傷つくのか、
それを知らないという事実そのものが怖いと思いました。

1945年の日本には、
その前年が、その前々年があったはずです。

いま、海外から日本人が好感をもって
受け入れられる話をたくさん知っています。
それでも、
1944年に日本人はなにをしていたのか、
知らないままじゃいけないんじゃないかなと。

国際貢献学部の取材をして、
自分自身が変わっていくこともあるんだなと
ひそかに驚いたり、感謝したりもしています。

2019年9月13日金曜日

記憶の引き出し~単行本のお手伝い~

久保田です。

いま、単行本執筆のお手伝いをしています。

これまで何冊か、
自分の名前で出したり、
編集や執筆のお手伝いをしたりしてきました。


















テーマは「仕事」が多く、
とくに今回のは、ビジネス書どまんなかです。

私がしているお仕事の大半は、
ご紹介からスタートしています。

今回の単行本は
20年ほど年賀状のやりとりだけだった
かなり以前のクライアントさんと東京で再会し、
さらに
その方からの発注ではなくて、
知人をご紹介くださって成立したのでした。

お仕事のめぐりあわせって、
なんて数奇なものなんでしょうか…

私は記憶力があまりいいほうではありません。
どちらかというと、
いっぱい考えて前に進むほうなので、
考えているうちに頭がつかれて、
大半を忘れてしまうみたいです。

なのに、
「この人と、もう一度、お仕事ができたらな」というイメージは、
何年たっても消えることがありません。

具体的に
こう言ってもらったからとか、
こんな仕事の仕方だったからとか、
そういうのは、ほとんど忘れてしまってるんです。

でもその人の名前を見ると、
「この人と、もう一度、お仕事ができたらな」と
必ず引き出しがあきます。
いったい、どこに入っているのだろうか。

取材ノートも同じで、
数年、数十年たった昔のノートを見ても、
取材したときのことを思い出すことが大半です。
はじめての取材から30年以上たっているので、
すでにアタマは満杯だと思うんですが、
見たとたんに、大切なことだけは思い出します。
自分にとって大切なイメージだけは、
どこかにしまってあるんでしょうね。

単行本だけでなく
いろんなお手伝いをしています。
ウェブが多いけど、パンフレットもあります。

私が書いた記事を読んだ人は、
読んだことをすぐに忘れてしまうでしょうけど、
大学に入ったり、就職したり、
会社を創業してずいぶん経ってから、
「あのとき読んだの、きっかけだったなあ」と
思い返してもらっているかもしれないですよね。

読んだ人の記憶に
大切にしまってもらえるかどうか、
単行本の仕事はとても長丁場だけど、
そんな気持ちを持ち続けたまま
取り組んでいきたいと思っています。



2019年9月7日土曜日

「こくご」が泣いている

久保田です。
このあいだ、目がテンになりました。
「国語」から「文学」が切り離されるという話を読んだからです。


















私は大学で「日本語のスキル6」という授業を担当しています。
「こくご」とは何か、いつも考えています。
いつも身構えています。
小学1年生の子どもにも、大学生にも、きちんと答える必要があると思っています。
教えているかぎりは、それが責任です。

どんな勉強も、かならず生きることにつながっていますが、
なかでも
「こくご=(にほんじんの)ことば」は生死を分ける勉強です。

「死にそうなダメージを受けるようなけんかをしないために必要な勉強」です。

親子の関係は、うまくいっているでしょうか。
どうして、よく知っているはずの「日本語」が伝わらなくて、
けんかになるんでしょう。
夫婦はどうですか。
上司と部下は。
先生と生徒は。
ネットを見ても、文春を読んでいても、
「日本語」が伝わらなくて、死にそうなダメージを受けている話でいっぱいです。

漢字や文法を、知っているに越したことはないですが、
多少知らなくても、死にそうなダメージは受けないと思います。

コミュニケーションでもっとも意識しなければならないのは、
「ほかの人の心に分け入っていく」という点だと思います。
じぶんのことばが、
「ほかの人の心に分け入って、たまに、ささってしまうこともある」点だと思います。

ほとんどの人は、たくさんの人生を経験できません。
親をなくした人、
病気で苦しんでいる人、
自分がいやで消えてしまいたい人、
自分がこの世で一番えらいと思っている人、
誰かに仕返しをしたいと思っている人、
この世には、いろんな人がいて、
いろんな人とコミュニケーションをすることになりますが、
その、いろんな人たちの心を理解して
日本語を使うのはなかなか困難です。

文学を読んだり、映画を観たり、音楽を聴いても、
だからといって、
どのくらいコミュニケーションスキルが上がるのか、
私にはわかりません。

でも、たくさんの人は実際、
文学を読んだり、映画を観たり、音楽を聴いて、泣いたり、心が揺さぶられたりします。
自分のことじゃないのに。
自分がした経験じゃないのに、心に分け入られてしまいます。

たぶん絵本を読んでもらったりしているうちに、
自分がしているすべてのこと、
使うことばが、している行動が、
「ほかの人の心に分け入っていく」のだと
学校で教わる前に、子どもたちは知るのだと思います。


















「こくご=(にほんじんの)ことば」は生死を分ける勉強です。
多くの子どもは、そして大人は、
文学から、そして文学とつながるさまざまな表現から、
生死を分ける勉強をしているはずです。

コミュニケーションは、生死を分けるいとなみです。
「国語」から「文学」を切り取ってしまうと、
コミュニケーションから「こころ」を切り取ってしまうかもしれない。
こころないことばを、増やしちゃだめなんじゃないか、
そんなことを考えました。

2019年9月6日金曜日

レモンの木のはなし

久保田です。
夏がやっと終わりました。
これは、今年の夏のはなしです。


















私「四季成りレモンっていうから、いっつも食べられると思ってたのに、ぜんぜん実らないなあ」

🍋レモンの木「…」

私「まあ、この大きさで、葉っぱも数十枚じゃ、無理かあ」

🍋「…」

私「あれっ、なんなんか? レモンの木の下に、黒い粒々がいっぱい、いつのまに??」

🍋「…」

私「まさか、えっ、あっ、あーあ、なにこれ、でっかい幼虫、いつのまに?? この黒いのはフン??」

🍋「…」


















私「なんでえ? レモンの鉢はチョウチョが来ない2階に持ってあがったのに、あーあー、でっかい」

🍋「…」

私「こんなに大きくなったのに、今日みたいな豪雨のなか、捨てんの、この子」

🍋「…」

私「しゃあないよね…このまんまやと、あんたが丸坊主になるもんね」

🍋「丸坊主になるやろな」

私「この大きさやからな…葉っぱ、食い尽くすな」

🍋「この子がサナギになるまで、もたへんかもな」

私「あんたが丸坊主になって、しかも、この子もサナギになられへんかもってこと?」

🍋「可能性はあるな」

私「…」

🍋「この子が食わなくても、そろそろ葉っぱは散るけどな」

私「…」

🍋「もう今かて、この子が食べたいような新鮮な葉っぱは少ないんやで」

私「サナギになるのが先か、葉っぱがなくなるのが先か」

🍋「うん」

私「…」

🍋「よう捨てへんのやろ?」

私「…うん」

数日後















私「ぎゃー!」

🍋「サナギになったで」

私「よかった、丸坊主になる前に」

🍋「ほっとしたわ」

私「チョウチョになれるかな」

🍋「さあな、ちいちゃいサナギやで」

私「羽化でけへんやつもいるらしい」

🍋「そら…しゃあないな…」


数日後

私「そろそろや、どうしよう」

🍋「どうしようって」

私「外に出したら、太陽がきつすぎる」

🍋「葉っぱが少なすぎるからなあ。もろ直射日光や」

私「でも、家のなかで羽化したら」

🍋「虫とり網やな」

私「太陽がきつい間は入れて、マシになったら出して…」

🍋「あんた、虫のことになったら、こまめやねんな」

私「出しっぱなしにしたら、別のチョウチョがくるかもしれへんねんで」

🍋「まーな。もう無理やで。養われへんわ」


数日後

🍋「羽化したで」

私「よかった、よかったわ、無事、チョウチョになって」

🍋「あんな、サナギのなかで、いっぺんドロドロになって、
  チョウチョのかたちになるらしいで」

私「…」

🍋「信じられへんな。あんなちっちゃなサナギのなかで」

私「…」

🍋「なかなか、飛ばへんな」

私「いいよ、ゆっくり飛べば」

🍋「きれいな羽、してるな」



数日後


私「チョウチョが飛んでる」

🍋「…」

私「網戸があるのに、こっちに来ようとしてる」

🍋「…」

私「あの子が、卵を産みに帰ってきたんかな?」

🍋「もう、かんべんして」

私「なかなか実が成らへんから、鉢植えやめて庭に植えようと思ってたんやけど、
    これじゃ、無理かなあ」


2019年8月20日火曜日

はたらくドローン

久保田です。

神戸市のメーカーさんからの依頼で
企業サイトに掲載する記事の取材をしました。

新しくできた工場は広くて、
設備がとても充実しているので、
それをしっかりとアピールするため、
ドローンによる撮影が実施されました。

dronepc55さんによる写真ACからの写真


ドローンと、おしごと。

取材先でドローンに遭遇するというのは、
結構前からあったのですが、
実際に目の前でドローンが働くのを見たのは
はじめてでした。

工場内を飛ばして、設備や仕事風景を俯瞰で撮影します。
でも
「小さいから、すぐ電池切れしちゃう」そうで、
それがまた、可愛いかったです。

ドローンの本物を初めて見たのは一昨年、
不動産コンサルタントさんの取材のときでした。
「屋根の修理が必要かどうか、
ドローンがあれば人がのぼらなくても調査できる」と言っていて、
なるほど、と思いました。

次に見たのは
山中に立つ送電鉄塔や送電線が
傷んでいないか調べるためのドローン開発を取材したときでした。
きわめて高い場所での調査を、これまでは人がやっていたそうです。
それがドローンを使って
自動的に飛ばして画像を撮影できるシステムができたとのことでした。

その次は
測量の会社を取材したときに見ました。
崖崩れなどが起きたとき、
すぐに測量して修繕する必要があるけれども、
多くの場合、危険が伴うため
ドローンを使って測量をするのだそうです。

これまでは生身の人間が、
危険を承知でしていたことを
ドローンを使ってしているんだなと思いました。

機械をまったく使いこなしていない私だけど、
かわいいドローンだったら、
そばにいてほしいな。
でも「ゴソゴソはう黒い虫が出たら
凍結ジェットでソク凍らせて~」くらいしか
思いつかなくて、
発想が貧弱だなと、がっかりしました。

2019年8月6日火曜日

今日は8月6日です

今日は8月6日です

久保田です。

8月6日は私にとって特別な日です。
それは私が広島生まれだからです。

どんな人にも
生まれた場所や、
心の故郷があると思います。

いまは離れている人もいるし、
そこで暮らしている人も多いでしょう。

すてきな思い出がいっぱいある人も多い一方で、
思い出したくもないという人も、きっといます。

どちらにしても
そこまで心が揺さぶられるのは
その場所が「とくべつ」だからなんでしょうね。

たくさんの人に、それぞれ「とくべつな場所」があって、
その絆をじゃまする権利は、
誰にもないなあと、この日を迎えるたびに思います。

ここ十年ほど仕事してきた学校の創始者さんは、
広島の焼野原を見て学校を設立したといいます。
そして別の仕事では国際貢献学部の原稿を書いています。
戦争をなくしたいと考えて国連で仕事をはじめた人にも取材しました。

どちらも私から希望して
担当することになった仕事ではないけれど、
広島を見つめて繰り返し考えてきたことを
自分自身から切り離すことはできないんだなと
あらためて考えるきっかけになりました。

AIなどの開発で、
途方もない未来が待っているそうです。
戦争を終わらせるためなら
何をしてもいいというわけでもないし、
快適、便利、長生きを叶えるためなら
何をしてもいいというわけでもない…

8月6日は私にとって、そんなことを考える特別な日です。


2019年1月4日金曜日

2019年も、 どうぞよろしくお願い申し上げます

Designed by Itsuko Nakatsukasa

































久保田です。

取材するときは必ずといっていいほど、
今後の目標やビジョンについて質問しています。
何が飛び出すかわからない、
つい期待しちゃう項目です。
取材の最後に聞くので対象者の方が
「ぜひ話しておきたい」テンションになっているし、
もしかしたら現在進行形の話より
楽しく話してもらえる可能性も高い項目です。

取材対象者が新卒入社1年目だったりすると
取材シートに
「目標は、これから仕事をしながら考えます」
と書いてあったりします。
ちょっと無理めなことでも
書いてしまったらいいのになと思いつつ、
社会に出て仕事の厳しさを知ると、
安易に書けないのもわかる気がします。

しかも
仕事をしながら目標が思い浮かんで、
さらに
目標の達成具合を意識しながら仕事できたら、
そういうのも楽しいかもしれない。

今年は、
とっても久しぶりな方々にも
お会いできるかもしれません。
取材ではなくてもぜひ、
お話を聞かせてください。

お仕事でも、毎日の暮らしのなかであっても、
ちょっと何かが思い浮かんで、
それが今を生きるおもしろさや
これからの楽しみにつながる体験を
ぜひ、聞かせてくださいね。

2018年2月2日金曜日

2018年も、 どうぞよろしくお願い申し上げます

Designed by Itsuko Nakatsukasa

































久保田です。
今年の念頭も、
たくさんの年賀状、
たくさんの年賀メールをやりとりさせていただきました。
あたたかいコメント、
誠にありがとうございます。

「ひさしぶりにお会いしましょう」
「一緒にお仕事できるかも」という内容も多く、
うれしさ倍増です。

今年はまた
新しいことにもチャレンジする予定です。
たいへんなんです。
たいへんなんですけど、
そのほうが、おもしろいんですよね。

年賀メールには記載した
うちのカタツムリが
「ぼろぼろに枯れたきゃべつを食べるのも好き」と発覚。
こ、こまめにかえなくて、実はよかったのかっ!
じかに経験してみないと、
ほんと、わかりません。

大学のほうは15回の講義が先日終わり、
ものすごくいい最終課題が出てきて、
こちらが学ばせてもらいました。
学生さんから握手を求められて感動しました。

今年も
新しい出会い、これまでいただいたご縁、
両面で
「じかに会って、しっかりつむぐお仕事」を
がんばっていきたいと考えています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年9月8日金曜日

取材でもらった珠玉の言葉 その2 「いったいどこから話したらいいか、 まるっきりわからないんです」

久保田です。
最近、
ライターとしても、
コピーライターとしても、
たくさんお問い合わせをいただいています。
いつも新鮮な気持ちで
お仕事させていただいています。
ありがとうございます!

以前から
経営者の方に取材をすることが多いです。
規模の大小に関係なく、
業種にも関係なく、
経営者の方のお話は、たいていスリリングです。
ぜんぶ責任をとる立場ですから、
お話の内容がアタマからやなく、
オナカの底から出ていることも、よくあります。

こないだヒアリングをした経営者の方は、
「それではまず、
どんな内容を掲載したいか、
ざっくりと教えていただけますか」とお尋ねすると、
ちょっと間を置いて、こう言いはりました。

「いったい、
どこからお話をしたらいいのか、
まるっきりわからないんです」

その日はその会社のパンフレットをつくるための
ミーティングで、
どんなパンフをつくりたいか、
教えてもらうためのヒアリングがメインでした。

私、もう、すごくね、
うれしくなってしまいました、これ聞いて。
で、
「はい、
もう、どこからお話しいただいても
ぜったいに大丈夫ですから、
どこからでもお話しください。
どこから話されても、
かならずゴールに着きますから」と返しました。













そうなんですよー。
話すことがすんなり出てこないときって、
伝えたいことが
たくさんあったり、
気持ちが強かったりするものです。
そういうアツい状態を
ご自身では
「混乱してて、話題があっちこっちいってて」と
感じてしまわれるかもしれません。

でも実際には、
そういう勢いのある状態のほうが
だんぜん魅力が伝わってくるものです。
言いたいことも、
ちゃんと受け止められるものです。
アツい気持ちを閉じ込めて、
整理整頓してしまって、
きれいな言葉だけを選ぼうとすると、
狭く、きゅうくつになってしまい、
かえって魅力が伝わってきません。

それじゃ、ぜったい残念なんですよ、
パンフレットは報告書じゃなくて、
出会いの扉なんですから。

この世には、
言いたいことがあってパンクしそうだけど、
どうやって言葉にしようかと、
迷っている人がきっとたくさんいると思うんです。

お手伝いできることは、
まだまだあるんじゃないかな。

取材やヒアリングでは、
ほんっといつも勇気をもらいます。

だから今日も、明日も、
私は直接、お会いしにまいります。

2017年7月7日金曜日

音に、やられる。牧 賢治監督作品「唾と蜜」

ライターの久保田です。
最近はコピーライターと呼ばれることも多い久保田です。
していることは、あまり変わりませんけども。

牧 賢治監督の映画「唾と蜜」の関係者試写会に行ってきました。

















予算20万円で初めてつくった前作が
国際映画祭で金賞を受賞。
想像することさえできないミラクルです。
短編とはいえ、
協力してもらえる人、機材、時間…何もかもが、膨大に必要なはず。
勤め人の身で、自主映画をつくるなんて、信じられない。
しかも今回のは長編なのです。


















「唾と蜜」。
ヒップホップの音と映像が、画面から飛び出してきそうでした。
目、耳というよりも、
心臓に直接くる感じです。
演奏だけじゃなくて、
うごめき、からまりあう人と人、感情や事実が、
かなりストレートに、心臓をめがけてくる感じです。

そういえば久保田は高校時代、音楽にはまっていたのでした。
既成の曲をバンド仲間と演奏するだけのやわーいやつでしたが、
音というものが、とろけるように甘かったり、
死にたくなるくらいヒリヒリするものだと、あのころ知った気がします。

大学時代、よく一緒に遊んでた友だちは、
8ミリフィルム自主映画の監督をしていました。
「ほんものを、妥協なくつくる」ことが、どんなにたいへんか。
「覚悟」という文字の意味は、彼女から教わった気がします。

社会人になってからずいぶんたつけど
「音」や「映像」はいまだに、
私に迫ってきます。

「生きてるって、
そんなやわなもんじゃないでしょう」
「生きてるって、
それは何のためなんですか」
「何をしてたら、
生きてるっていえるんですか」

それは、アタマでつらつら考えているだけでは、
わからないこと。

迫られて、やられて、ちょっとキツい思いをして、
それが次の一手につながったりします。

映画のストーリーや、
クラウドファンディングの一部始終はこちら。
https://motion-gallery.net/projects/tsubatomitsu





2017年6月19日月曜日

ガマンしない国のテクスチャーに「!」 MADE IN ITALYのコスメ

「MADE IN ITALYなんだな、このコスメ」。
あの底抜けに陽気な国から届いたと思うと、
かえって親近感を覚えるのは私だけ?



先日
日本デビューしたばかりのコスメブランド
「オー・ドゥエ・ヴィータ」
お披露目会に行ってきました。











「O2VITA」と書いて「オー・ドゥエ・ヴィータ」。
リッチな素材を使ったサイエンスコスメなのだそう。
一緒に行った美容に詳しいライターさんたちは
「思ったより、価格帯がお手頃ですよね」
「あ、化粧水も乳液もなくて、いきなりクリームなんだ」
などなど、いろいろ感心してました。

「…」。

とくべつコスメに詳しいとはいえない私。
コスメやヘアケアのリーフレットや雑誌記事を
担当したことはあるんだけど…。
パーティではだいたい壁にへばりついてますが
この日はとくにおとなしーく。
ウエルカムダンスあり、美肌レシピのグルメありという
華麗なパーティの雰囲気や参加女子の放つ熱気に圧倒されて
小さく小さくなってました。

































ところが、それだけで終わらなかったんですねえ。
サンプルでいただいたなかに、
「アイバックセラム(目もと専用美容液)」っていうのがあって。
美容とディープな関係にない私は
「目だけ! 目だけにつけんのこれ、美容液を? 贅沢すぎるでしょそれ」
と、ひとりで大騒ぎしながら洗顔後に試してみました。

手にとった瞬間
「あ、これは、イタリアだわ」

とろんとしたジェル状の美容液なんですが、
指にのせた段階で、すでに気持ちいいんですよ。

イタリアっていえば私の思い出は、
道を歩くだけで、あちこちから男子たちが「チャオ!」とウインクしてくる
(みずしらずの外国人に~!)
陽気で、コケティッシュで、快楽主義な国。
そのぶんルーズで気ままなのが困りものらしいけど、
キモチいいこと、楽しいこと、おいしいことに
ガマンなんてしない国ってことなんですよね。

目もとにつけたら、
なんせ普段、パソコンワークで酷使してるから
もー、目のまわりが驚いちゃって、ははは。
普段も人並みのスキンケアはしているつもりだけど、
「目だけ、優遇」ってことはないから
べつにメイクしたわけでもないのに、
目元がつやつや、キラキラになって、思わずひとりで笑ってしまいました。

こりゃ、イタリア女性もうっとりするかも。
やっぱ、きれいになるには、うっとりしないとね。

ちなみに
このブログを書こうとして調べたら、
イタリアには「素晴らしい」って言葉がいっぱいあるらしい。
イタリア女性が認めるコスメって、
試してみる価値、あるんじゃないかな。

オー・ドゥエ・ヴィータ
http://o2vita.com/

2017年6月13日火曜日

この「トリュフ」が何だかわかる人? 愛って、惜しみなく変身できるってこと!



「なにって? これチョコレートでしょ、ちゃうの?」
「におってみたら?」
「くんくん。ほんま。チョコちゃうわこれ。なに?」

先日参加したイベントで
噂の「みそまる」をつくってきました。
噂のミソガールにも会ってきました。

噂って、噂のままにしてちゃダメですね。
まったくピンときてませんでした。
チョコトリュフにしか見えないこの可愛いころんころん、
「味噌汁のもと」なんです。





フリーズドライ味噌汁もびっくり。
「みそまる」はフリーズもドライもしていない、
みそまんま。そのまんま。
味噌、だし、具材を、
ちょうどいい配合で混ぜて、まるめているだけなんです。
だから自分でつくれちゃう。
イベント会場で、私もころんころんまるめてきました。

冷蔵庫や冷凍庫にストックしておくと、
お湯でとくだけで、味噌汁のできあがり。
具材やトッピングには少しコツがあるものの、
レシピは無限で、中華風やイタリア風もあった!
子どもが好きなんですよねえ、こういう、まるめるやつ。
ミソガールには、保育園で教えてほしいなあ。


おっと、そのミソガールが、
この「みそまる」の仕掛け人。
やっぱねえ、
頭の上に「味噌汁椀」ですから。
この味噌愛、ハンパではありません。
このお姿で、
G7伊勢志摩サミットメディアセンターでは
外国人の方々に「みそまる」をふるまったそうです。
オリジナルの「みそまる」ソングには、
踊りまでついてまして。
私も踊ってきましたよ。






味噌会社の関係者かなと思っていたら
もともと味噌とは無縁の世界で働いていたのに、
味噌愛が高じて「味噌活」を始めてしまったという、
まじりけなしの生粋ミソガール。
最初は味噌会社の方々からも
「この子は!? なにもの!?」と怪しまれていたけれど、
知恵と笑顔で乗り越えて、
いまや味噌の世界になくてはならない存在。
突き抜けています。

愛とは、惜しみなく変身できるってこと。

「なにこれ、この味噌汁、うっ、まっ!」
「これねえ、みそまるっていうねん。すごいやろー」
「なべ、いらんの?」
「いらんねーん」

つくって楽しく、
見て可愛く、
食べておいしい「みそまる」が、
日本の食卓を変えるかも!?

もっと知りたい人はコチラ。
レシピ本も出ているよん。
http://miso-girl.com/